薄荷

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7/31/2024, 5:08:38 PM

例え相手がどんなに大切な人であっても、クールタイムは必要なのです。

だから一人でいたい、時もある。
そしてその一人の時を、邪魔されたくない。

7/30/2024, 4:43:25 PM

私のスマホの待ち受け画面は、子どもの頃に飼っていた犬の写真なのです。

名前は「まる」
まるのお世話、ごはんや散歩などは私がほとんど担っていました。
生き物を飼うということは、命と命のぶつかり合いですからね、やっぱり大変でしたけど、でもそれが自分の礎になっているようにも思えます。
まるの無垢で澄んだ瞳をこの手で抱いていたあの頃は、何ものにも代え難い特別な時間でした。
自分の人生の中でその時だけが、鮮やかな色彩で満ちていた様な気さえするのです。


今も私のスマホの中では、まるが澄んだ瞳を向けてくれています。
これからもずっと、澄んだ瞳で笑いかけてくれるのです。

7/29/2024, 4:33:43 PM

例え嵐が来ようとも
例え道が阻まれようとも

今年の夏こそは、逢いに行くよ

7/28/2024, 2:24:18 PM

金魚すくいの金魚の寿命なんて短いものだと思っていたけど、その夏に掬った朱色の和金は他のに比べて少し体が大きく、元気だった。

夏祭りの思い出なんて、ひらひらと儚かったりはらはらとすぐに溶けてしまったりするのに、ロドリゲスと名付けられたその金魚は逞しく生き続け、生命の力強さや生きようとする強い意志を、我々に教えてくれたのだった。

7/27/2024, 4:26:40 PM

試合は3-0と劣勢のまま9回。
それでも二死からの連打で走者一、三塁の絶好の機会、一筋の光明が差し込んできたその時、
代打の神様が舞い降りてきて、こう言った。

「任せろ」

大歓声を浴びながら彼はバットを天に掲げ、打席へと向かった。

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