テーマ 優しくしないで
何もいらなかった。自分には何もかもがいらない。人とも話したくもないし、ただただ真っ黒な空間でゆっくりと気を過ごしていたかった。永遠に何も失わず、何かを増やすこともなく消えていきたかった。
「大丈夫?」
そう接してきた人が来た。なんで来るんだよ。
「去れ」
「だめだね」
こやつはどういう頭をしているのだ。
「助けてあげないと」
は?
「去れ」
自分の永遠を無くさせるな。
誓ったはずなんだ。
おわり
テーマ カラフル
セカイに色を塗った。セカイをたくさんのもので溢れさせて幸せにしたかった。
「一緒にあ〜そぼ!」
楽しかった。新しいものを求めたくて更に色を塗った。でもシッパイした。前のものは消え、ただただ無駄にしてしまった罪悪感が残っている。
「4nのえdjdbるdbしtkrbsy」
なにを言っているんだ。また塗替えした。
「お〜い」
だから
「聞いてる〜」
今度はシッパイしないように。
「ほんトニtmsかgdんrtb」
ああ。失敗作だった。
何がしたかったんだろう。
おわり
テーマ 生きる意味
「自分は生きる意味がない」
そう思っている。でも考えてみよう。
「..やったぁ!百点だぁ!」
テストで百点が取れている人。
「..また八十点」
そこそこの点しか取れない自分。
「あいつを抜かすために頑張ろう」
そのために生きよう。と思えることもある。
もし努力をしても実らないのならば、新しいことにずっとずーっと挑戦しよう。もしそれで
夢がなくても得意なことがなくても
キャリーされてる人生も面白いしね。
このセカイには「たくさん」の人間がいるからね。
おわり
テーマ 善悪
善があれば悪がある。善と悪はくっつくことはない。印象では善のほうが良いだろう。
「...きったな」
でも自分は
「悪を生きる。」
善は悪と戦う。では質問。悪がいなかったら?
答えは「善がなくなる」だ。
善は悪の反対。反対がなくなってしまった善は名前が変わり、「普通」になる。善はプラス、悪マイナスだったのが、普通では何でもないものになる。
だから自分は
「悪を生きる。」
さすれば善があるでしょう?
悪はあがいていきましょう。
おわり
テーマ 流れ星に願いを
「流れ星に願い事を言うと願いが叶うらしいよ!」
元気な少年が親に向かっていっていた。
「....」
思い出したくない。でも涙が出てくる。
ーーーーー
ある日。自分は兄と喧嘩した。ほんの些細なことだった。
「出てってやる!」
そう言い、自分は家から出ていき、緑の丘の上にいた。家を出ても怒りが止まらない。そんなとき、流れ星が落ちてきていた。そして大声で言ってしまった。
「兄なんていなくなっちまえ!」
そういった次の日、兄は死んでいた。
おわり