テーマ ないものねだり
「これやっといてwwwww」
「「「クスクス」」」
雑用の自分。悲しみが湧き出てくる。こんなの見られたらわらいもにのにされちゃう。そうして必死に感情を無くした。そうして段々と感情がなくなっていった。
今は感情がこれぽっちもなくなっている。だが、
「これがほしい」
そう言ったら何でももらえる家になった。自分がかわいそうに思えたらしい。かわいそうってなんだか忘れてしまったけど。ある日、
「感情がほしい」
といった。自分がなくしたものなのに。
「ごめんね。無理だ」
と一蹴り。もう自分には感情がないため、悲しくはなかった。そうなんだ。それだけだった。
そうして人生の終わりまで過ごした。
来世では笑ったり、泣いたり、楽しい感情があったら良いな。
おわり
テーマ 好きじゃないのに
「ドシャ」
あたり一面が真っ赤に染まる。もう疲れてきた。
僕のやっている仕事は暗殺。こんな仕事好きじゃないのに。僕は生きるためにこの仕事をしている。この仕事じゃなきゃ、あの人に殺されてしまう。
「今日もできてえらいね」
毎回家に帰ると言ってくれる。でもその言葉は呪いのようだ。
僕に自由はなくなってしまったのか?
テーマ ところにより雨
「....」
いつから虐められたのだろう。虐めは僕はなんとも思わない。殺されてはいないし、精神にはもともと強い方だった。でも、昨日の君の一言で僕は壊れてしまった。
「自分は君の友達ではない」
たくさん笑いあった昔の笑顔とは反対な冷たい視線を向けられたまま言われた。言葉を言ったあと君はスタスタと速歩きで帰っていった。
「どうしてだよ....」
虐められる前はあんなに元気に話しかけてくれたのに。僕の目から涙が出てきた。
テーマ 特別な存在
「やっといてー」
そう軽々言われ放課後に一人でほうきで掃除をする。奴らはどんな風に僕のことを思っているのだろう。とふと疑問になる。そして聞いてみた。
「ん?ああ。いいやつだと思ってる」
「へー」
興味がなさそうに言った。すると、
「この宿題やってくれる?」
「....いいよ」
無言の圧を感じた。
おわり
最後に
いいやつは本当は 都合のいいヤツ
という利用して損はないということで、悪いやつらはそう思ってるそうです。
テーマ バカみたい
「...っ」
暴力を振るわれてきた。中学校では暴力をされるのが当たり前のようになっていた。ここは中高一貫なのですごい吐き気がするほど行きたくなくなっていた。
「強くなってみない?」
コンビニの近くで声をかけられた。その人は不良の人だった。
「復讐してみない?」
復讐。その言葉を聞いて僕はその人の目を見て言った。
「強くなりたいです」
まっすぐに行った。
「良し!来た!」
その人と一緒にトレーニングをした。そして、高校生になった。一緒に復讐しようといった理由は最近僕を見て、理不尽に暴力を振るわれているのが嫌だったらしい。優しいな。
「不登校さんwww殴らせろよ」
そう言ってきたりしたクラスのみんな。僕は男女関係なく殴っていった。怯えたり、命乞いをする人が続出した。そして僕はこういった。
「立場を考えろ。バカらしい」
そして笑顔で笑ってみせた。
他の奴らは全員真っ青になっていた。
俺と同じ罰を与えてやる。
その後全員退学。ニュースにもなりいじめた奴らの居場所はなくなっていった。教師もニュースに名前が出て、最悪な人生になっていったらしい。
ざまあ。
おわり