七雲

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7/21/2024, 10:04:37 AM

今一番欲しいものは?
そう聞かれた、私はすぐに答えた
「幸せになる権利」と
周りからは理解できない、、といったような視線が私に集まった
周りがそんな目をするのも頷ける
なぜなら、私はなんでも持っている、、、と周りからは見られているからだ。
宝石も、お金も、運動力も、頭脳も、スタイルだって持っている
でもこれは私が欲しくて持っているものじゃない
これは、親に言われて、、、手に入れたもの
お金や宝石はいりもしないのに親が押し付けてくる
頭脳や運動力、スタイルは、、、周りによく見られるようにって親に言われて磨いたものだ
そんな私は親の人形
こんな生活、私は幸せになれない
だから、そう願った
私は幸せになりたい
宝石もお金も頭脳もスタイルも運動力ですらもいらない、今私が一番欲しいもの
幸せだ

お題『今一番欲しいもの』

7/20/2024, 10:40:55 AM

私は、魔法使い
水、火、風、土、光、闇、回復、気候…
どんな魔術でも扱える
そんな私はお店を構えている
私の開発したポーションを売っていたり、依頼を受けたり、、、所謂なんでも屋だ
そんな私は受けた依頼、購入された品を魔法の手帳に書き記している
何故かって?
それは、、、
私が、私の名前を忘れてしまったから
大切な師匠に付けてもらった、、、そして師匠が私に、、唯一私に遺してくれたものなのに
私はそれを忘れてしまった
私は思い出したい
その為の手掛かりになるのが、依頼をこなして情報を得ること
私は人かどうかを問わずに依頼を受けている
いつか、情報を掴めるはずだ
そんな事を思いつつ、今日も私は店を開く

お題『私の名前』

7/19/2024, 12:04:20 PM

ふと、視線を感じた
本から顔を離し見てみると
僅かに視線を逸らした人がそこに
私の視線の先にいる彼はクラスでも人気者
、、そんな彼が、どうして私なんかを?
、、、、でも聞いてみるなんてことはしない
話しかけて注目されるのが嫌だから
知らない因縁をつけられても困るから
だから、、私は気付かないフリをして本を読む
「言うことあるなら、話しかければいいのに」
、、、そう呟いて
呟いてしまった、、、、
その次の日から、彼にしつこく話しかけられるようになった
、、、めんどくさい
そう思いながら、対応するようになった

、、、私の日々は騒がしくなった彼のせいで
、、、いや、話しかけてくれた彼に感謝すべきだろうか
おかげで友達も出来て、、、その、、、か、彼氏も、、、出来たのだから

お題『視線の先』

7/18/2024, 12:15:27 PM

今日も私だけに見える
美しき景色、美しき死に際、、、美しき結びつき
私は、耳が悪い、代わりに目がとても良い
なんでも見えてしまう
見たくないものまでも、、、そして見たくないものほど衝撃的で、、、記憶に残ってしまう
あぁ、見たくない、、、こんなことなら、視覚なんて要らなかったのに
見え過ぎるのも、困るね

お題『私だけ』

7/17/2024, 12:25:13 PM

あれは多分、、、
遠い日の記憶
今はもう思い出せない記憶
でも、、、捉え方は人それぞれで
思い出したくない人もいれば、、思い出したくて仕方ない人もいる
その捉え方はその人が幸せな人だからとかではなくて、、、
その人の心の違いだと思うんだ
その人の心が綺麗で、、、すっごく楽しい思いなら、、貧乏でもそれは思い出したい記憶になるんじゃないか、、

、、、私?私は、、、記憶なんか全て忘れてしまいたいよ

お題『遠い日の記憶』

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