脳眠

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3/31/2024, 4:29:39 PM

スマホを買い替えた。元々使っていたものは家用のスマホとして今も使っている。やり込んだゲームは新しいスマホにデータ移行をして、圧迫された容量に余裕ができた。
0時を過ぎて、何か新しいアプリを入れたいと思った。

自分は思考をするのが好きだ。
"熟慮"なんて立派なものでは無い、"考えすぎ"という短所である。考えすぎた末に自分の中にある矛盾を見つけてそれに落ち込むこともあれば考えてスッキリしたりもする。
被害妄想という言葉がある。これは根拠がないものでもあたかも自分が何か被害を受けたかの様に思うという意味だが、自分の考えすぎはこれの真逆である。相手に何か不躾なことをしていないか、気分を害してはいないか、周りに迷惑をかけていないか、果たして自分は正しいのか……などなど。例え相手が100悪かったとしても自分の非を粗探しして、1の非がある可能性を見つければそれに沈滞し勝手に落ち込む、全く面倒でつくづく損な性格である。
しかし、これを一つ利用してみたいと思った。自分が普段何を思っているのか、何を考えているのか、どういう見方をしているのか。気がつけば自分の思考が気になって仕方がなくなった。だから「自分何かを書き込みたい」「それを振り返って後から見直したい」という気持ちでこのアプリを入れてみた。
自分は思考が好きなので会って、決して文は上手くないし、語彙にも乏しい。限られた自分の中の表現でテーマに沿って日々自分の思考と向き合っていこうと思う。


『幸せに』がテーマだと先ほど教えてもらった。これは「幸せとは何か」を問うているのか、「幸せになる為には」を聞いているのか……なんと始めてわずか数分で自分の理解力の限界を迎え、詰まってしまった。この機会だから二つとも考えてしまおうか。
幸せとは何か。これは長年の疑問である。何年もこれをテーマに人類は思考をし、創作をした。それでも尚、正解が見つからずにいる。数多くの人間が考えたどの解釈でさえもしっくりとしたものに、未だ出会えていないでいる。
「幸せとは人それぞれ」や「幸せというものは曖昧で正解が掴めないものだから良い」みたいなのはなんか腹立つ。あまりにも使いまわされすぎて陳腐化しているようにも感じる。これは単純に自分が逆張り野郎なのもある。ともかく、自分は「幸せとは何なのか」をはっきりさせたい。
…ので調べてみた。考えるのが好きなどと豪語しながらわからないものは即調べる。考えるのはその後でいいのである。Googleで調べたところ一般的には「その人にとって不満がなく、望ましい状態」などを指す言葉だという。辞書でも同様に書いてあった。やはりこれが正解なのだろうか。しっくりくると言うより、反論が思い浮かばないの方が正しい気がした。これが一般で定義される"幸せ"の意味なのだから、間違っているはずが無いし、自分も幸せとは何かと聞かれてこれを答えられたら「それはそう」以外いうことがない。だが、何かが足りない。これ以上具体的になんて難しいことは知っているが、もっと沢山欲しい。いくら考えてもこれ以上の答えに辿り着けないのがもどかしい。
飽きたので次に移る。

「幸せになる為には」についてだが、これこそ「人それぞれ」という言葉に尽きる。これは陳腐だなんだ関係ない、これはこれが正解だろう。しかし、こんな短文で終わっては満足がいかないし「自分が幸せになるには」について考えていこうと思う。他人が幸せになるにはなんて他人が考えてもそんなの当の本人にしかわからないのだから、わからないことはいくら思考しても仕方ない。当の本人にしかわからないことは当の本人が考えよう。
自分が幸せだと感じる時をあげてみようか。
・ソシャゲのガチャで欲しいキャラが出た時
・食べたいものがその時に食べれた時
・自分の思いが通った時
・お手紙が届いた時
・相手が自分の行いで喜んでくれた時
・誰かに認められた時
ざっとこのくらいだろうか。自分は基本的に幸が薄めの人間だと思っていたが、何気に幸せを感じる機会は多いのだと今気づいた。これはまたいつか語りたいが、"認められる"というのに幸せに感じるのは割と人間共通ではないだろうか、逆に認められたくないっていうのはどうしてそう思うのかすごく興味があるくらいだ。自分は趣味で絵を描くが、フォロワーの好きなキャラを描いてそのフォローから反応をもらえる時の多幸感はとんでもないし、友達が喜んでくれそうなことは積極的に取り組んでいる自信がある。「ありがとう」や「嬉しい」はお世辞やその場しのぎの言葉として使われることも多くあるし、そのケースを考えて落ち込むこともあるが、基本的に喜んでもらえた時は自分の生を感じる瞬間である。飽き性で気分屋という自己中権化みたいな人間としても生きているから少しおかしなものだが、認められたり褒められたりした時の興奮は確かに偽りではない。一つ欠点を言えば、逆に否定をされたりすると過剰に喜ぶ分過剰にネガティブになることである。


さて二つとも飽きるまで書き込んだところで、アプリ入れて全くルールやシステムがわからないまま本日の分は終わりとさせてもらう。
今後続くかは未定だが、アプリの名前の通り、なるべく続けて習慣をつけたいところである。

書きたいことを書きたい時に書きたいだけ書いて、眠くなったら寝る。これほどまでに自由で気ままな時間を、幸せな時間と言わずして何というか。自分は考えることをやめた。