“月に願いを”

青く澄んだ 昼間の空に
　ぽわんと「白い月」が浮かんでいるコトがある
　　
　　それは「昼の月」
　　　海の「くらげ」のような ありさまでもある

　でも
　「海月」とちがい 波で 漂うわけでもなく
　そして
　「雲」とはちがい 風で ちぎれ形を変えて
　流れていくわけでもない

　　　　その場で しっかりと白く浮かんでいる

そんな「昼の月」に 願いをかけたなら
　私の “願い” は叶うのかな

場違いの
　昼の空に 浮かぶ「その月」は
　私には 凛 としていて 強い意志 を感じる

“月に願いを”

　　　私も “そんなふうに” いきていきたい

“降り止まない雨”

　　雨に濡れるのが 苦手
　　雨足の強い音が 苦手

　私には 雨が
　　降り止まない なんて
　　想像が できない…
　　　
　雨が苦手


　生命は「水」がないと 維持できない…
　　　恵みの雨
　　　潤いの雨
　「雨」がないと 「水」は うまれない


ひとは
　つらいコトがあって
　初めて しあわせを感じるのだろうか？

　雨がふり続いて
　初めて 太陽のありがたさを知るのだろうか？

　日照りが続いて
　初めて 雨のありがたさを知るのだろうか？
　
それでも 私は
　雨が苦手

“あの頃の私へ”

　あの頃の私へ
　
　　私は、ちゃんと
　　まだ ココにいます

　　なるように 成り
　　ならぬコトは 成りません

　　たくさんの不安が あっても
　　少しの幸せを 感じるコトが あります

きっと 少しずつ…
　前に 進むことが できます

　「Que sera, sera」


　

“逃れられない”

　宇宙の彼方で
　　星が誕生し　星が消滅する

　地球において
　　万物が誕生し　万物が朽ちていく

　この世で　多様なモノが
　　発生して　消滅していく

たとえ そこに
　時間という概念がなくとも

　　“とき” は、過ぎ 刻々と刻まれていく

　　全てにおいて
　　「最初」があり「最期」がある


それは
　“逃れられない”

“また明日”

　「また明日ね」

そう言えるモノ達が いるから

私は今も
　ココにいる

　「また明日」
　「おやすみなさい」
そして…

　「ありがとう」