私の当たり前、あなたの当たり前全て同じだったらもっと小さな引っ掛かりが減るのかな。引っ掛かりがあるからお互いのことをもっと知りたいとか思うのかな。まぁ「みんな同じでみんないい」って気持ち悪いと思う。
あとは梅雨が開けて夏がくるなぁ。今年の夏はどんな暑さがくるのかな。あと何回夏が来るのかな。もう50回も夏を過ごしたからあと何回あるんだろ。そう思うともう少し大切に丁寧に過ごしとけば良かった。日々を大切に丁寧に過ごして生きたい。あ、急に変えるのはまず無理だから少しずつ変えて生きたい。
この歳になると好き嫌いの数より「普通」の数が多くなってきてるようだ。私だけなのかもしれないけど。
「普通」がなんで多くなってしまったんだろう。経験値が上がったからなのか、知ったかぶりが当たり前になったからなのか、感じたりすることができなくなったからなのか。
会社の人間関係どう?って聞かれても「普通」
このお菓子どう?って聞かれても「普通」
とてもつまらない人間だ。
でもいつも私のことを気にかけてくれるあなたは好きだ。
紺色の夜空が薄くなってきて、光と影が強くなる4時過ぎ。
走る車が少しづつ多くなって、緩やかに一日が始まる。
この時間はパン屋さんが起きてるって歌にあるけど、新聞の配達員もとっくに準備終わってそうだ。誰かがまだ寝てる間にも誰かが働いて支えてるんだろうなぁ。
俺は夜中寝ずにアハ体験みたいに少しずつ変わってくモニターを見てる。
今日も天気は良さそうだ。息子も元気に学校行ってくれるかな。そんなたわいもない日常を想像しながら朝日の中あたたかさを感じてる。
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したかったことは別にあって、その話をしたくて何週間も考えてた。それでもなぜか出てくる言葉は当たり障りのない言葉ばかり。
また自己嫌悪しながら帰った。