紺色の夜空が薄くなってきて、光と影が強くなる4時過ぎ。
走る車が少しづつ多くなって、緩やかに一日が始まる。
この時間はパン屋さんが起きてるって歌にあるけど、新聞の配達員もとっくに準備終わってそうだ。誰かがまだ寝てる間にも誰かが働いて支えてるんだろうなぁ。
俺は夜中寝ずにアハ体験みたいに少しずつ変わってくモニターを見てる。
今日も天気は良さそうだ。息子も元気に学校行ってくれるかな。そんなたわいもない日常を想像しながら朝日の中あたたかさを感じてる。
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したかったことは別にあって、その話をしたくて何週間も考えてた。それでもなぜか出てくる言葉は当たり障りのない言葉ばかり。
また自己嫌悪しながら帰った。
楽園
考えてみる
衣食住そろってるところ
人間として最低限の生きる権利
なんか足りない
心配事悩みのないところ
どうだろう。そういう起伏があるから楽しくもあり辛くもあるのかな。マイナスごとはできればゴメンだけど。
俺の108の煩悩を満たせればいいのか?他の人が辛くなるかもだからちがうか。
もっと簡単にイメージしてみる。楽園はきっと暖かい所だろうな。
今日は天気がいいし暖かいから、今はここが楽園
善悪
正直よくわからない。
善い、悪い
どうなんだろう。
実際に争ってる人達にはそれぞれの善があってそれぞれの悪があるよなぁ。
公共の福祉だって善だって人が多いだけで悪だって人もいるし。
俺は神様でもないし、悟り開いてる人でもない。
ただ言えるとすれば、それ好き。それ嫌い。だけかなぁ。
子供の頃読んだ絵本に3つの願いを叶えるっていう童話があって、主人公夫婦は、ソーセージを出してもらい、喧嘩の中で鼻にソーセージがくっつく願いをし、それが取れるって3つの願いを使いきったって話。
子供の自分は、願いが増えますようにってお願いすればいいのにと思った。
流れ星に「もっといっぱいの流れ星がみれますように」ってお願いすれば、それを見たいっぱいの人達も願いが叶えてられるかもしれない。その中で俺だけソーセージ流星群だってニヤリしてみたい。
あ、アルマゲドンサイズの隕石がいっぱい落ちてきたら人類滅亡しそうだな。ソーセージ流星群で地球滅亡……やだな……