恋は風邪を引くようなものだ
風邪を引いたと思えば楽だ
風邪は誰でもなるものだし
引いてしまうと
なかなか治らなかったり
人によってはすぐ治る
でもまた風邪を引くのだ
うちのアパートは
猫の通り道になっていて
気付くと
窓の外に猫が通る
寒そうにしながら
外に敷かれている段ボールに
猫が座った
オスの虎猫
ここら辺では
あまり見かけない顔だった
私と目が合った
なんだよ
と言わんばかりの
顔である
ごめんね
そっと覗き込むのをやめた
ここも雪は積もる
寒いけど
何故だろう
雪を待つ私である
急にLINE通話が出来なくなって
彼女からブロックされた事を知った
え?まじ?
僕は途方に暮れた
なん…で?
彼女の心は他の男に行ってしまったらしい
僕はこのクッソ寒い中歩きながら考えた
あ コンビニ寄ろ
手前にちょうどあったコンビニに入った
ビールを買った
弁当も
店員のお姉さんがやたら綺麗に見えた
ーお弁当温めますか?
え?あ
はい (僕の心もあっためてください)
心なんて
心なんて
わっかんねーよ!!!
仲間…か
必要かも
今足りてないかも
仲間になりたい
何かの
心配事も無く不安も無く
何も考えなくても良い安心感から
人は初めて学べる
有事にある時にわざわざ
平時を生み出すのは心が整うようにする為であり
冷静になれるよう
自分に活を与えること
また
覚悟を決めるための形作りとして
有事にわざわざ平時を繕う
自分を律する 整える
白い顔をしていても
何事も無い と言うように
大丈夫?と聞かれて
大丈夫 と言うように
手を繋ごう?と言われて
手汗を慌てて拭うように
有事は内省出来づらい
感情的にもなり易い
今忙しいからあとで!
とか
物事の優先順位すら見まごうこともある
わざわざ
少し休みましょう
と
コーヒーを飲む時間を
作るのは
健康管理の一部として見てもいい
過集中になりやすい私は
心の本質的な平安を
手にする事で
内省が出来るように
なっていく
幾つになってからでも勉強はできるんだと思う
やろうと思えるなら