【20歳】
なぜ?と思ったが
そうか成人の日か
大人の仲間入りに沸いたあの夜から
早・・・
数えるのはやめよう
結局
仲間入り出来たのかどうなのか
未だよく分からず
人に威張って言えるような事もない
時間と共に増えた
関わった人の多さと
それと同じ分だけ貰った影響
それはちょっぴり誇らしい
人に語るようなものじゃなく
自分の満足感
俺にしては上出来だ
あの夜の俺には
見えなかった未来
【色とりどり】
ビュッフェランチ
サラダ用の器
平たい取り皿
9マスに区切られたお皿
まずはサラダ
レタスに玉ねぎ
海藻にきゅうり
ポテサラに豆腐サラダ
トマトにヤングコーン
小さめの器に華やかてんこ盛り
まだまだあるけどもう器が限界
また後で
平たいお皿に2種類のパスタ
そして焼きそば
上海風らしい
9マス皿にはそれぞれ
揚げ物や焼き物
おひたしや麻婆豆腐なんかもある
これも乗り切れない
おっとスープ類もある
2回目は
1回目に乗り切れなかったもの
3回目は2回目にも乗り切れなかったものと
もう1回食べたいもの
9×3+α
流石に食べ過ぎだ
最後にスイーツも
結局9種類
だって9マスあるんですもの
ホントはアイスも食べたけど
【雪】
いつもより早く起きて
窓の外を眺める
車は無理そうだ
電車動いてるかなぁ
なんて思いながらも
一夜にして単色に変わった光景に
ついニヤニヤしてしまう
まだ誰も通ってない所を
ダイブしたい欲求を抑えながら歩く
人気のない公園で立ち止まると
何だか白の仲間に入れてもらった気分
吐く息も白い
昔
モコモコジャンパーを着て保育園に行った長男が
ペッタンコジャンパーで帰って来た
何かに引っ掛け少し破れた所から
中綿が見えたらしい
中から取り出した冷たくない雪を
お友達に大盤振る舞い
雪遊びを楽しんだそうだ
確かに分からんでもない
【君と一緒に】
今の俺は
あの時に出来上がった
今の俺なら
きっとあんな風にはなってない
だけれど
あれが無ければ
今の俺も無い
上手く行かないもんだ
機会があるなら
せめて
お礼の一つくらいは伝えたいけれど
そんな機会は
無い方が良いのかも知れないな
【冬晴れ】
晴れても寒い
晴れても風が冷たい
初詣の行列も寒そうだ
池の上に架かった橋に差し掛かると
ここからお参りして帰ろうかと思うくらい寒い
後どれくらい進めば本殿か
橋の上で背伸びしてみるがよく見えない
どれくらい進んだのかと振り返ると
結構進んだみたいで
遥か向こうまで寒そうな行列
そのさらに向こうにキラキラ光る水面
海だ
そうか
冬の空気
夜空だけの特権じゃないのか
やや色付いた山も
よく見える気がする
ほほぅ
なんて思ってたら
少しだけ寒さも忘れた気もする
今年はなんかいい事ありそうだ
末吉