【答えは、まだ】


自分の行動に対する答え

誰かに投げかけた質問の答え

試行錯誤の答え

答えが出ないのなら

まだその時じゃないのだろう

少なくとも今ではないようだ

気長に待つとしよう

【センチメンタル・ジャーニー】


きっと一番のそれは


あの日の帰り道


一緒の10分と


一人の1時間

【君と見上げる月...🌙】


月の明かりは優しくて

お互いの表情も

うっすらとしか見えないから

つい出てしまう

寂しさも

物悲しさも

やんわりと隠してくれる

【空白】


空の白だと雲を連想するけど

空いた白は

紙に由来するのかなぁ

何も記されてない部分


だとすれば

紙が発明される前には

存在しなかった言葉なのかも


時間だったり

記憶だったり

空間だったり

色々と使われてるけど


紙が無かった頃は

どう表現してたのか


なんて想像も楽しいし

調べてみるのも楽しいかもしれない


空白の空白

［台風が過ぎ去って］


家と学校しか世界を持たない子供の頃は

映画やアニメの影響もあったのか

台風のもたらす非日常に

どこかワクワクしてた


轟音

停電

振動

落雷

一晩で変わる風景


自身の安全を疑う事もなく

いつもと違う何かが始まるかも知れない

別世界に入り込むような

そんな予感にソワソワした


周囲の大人達に守られ

何かあれば親が解決してくれ

常に安全地帯から外を眺め

危機や恐怖に触れる事も無かったからだろう


今にして思うと

それこそ別世界に生きてた頃


安全圏の外まで広がった世界で

台風が過ぎ去った今

そんな幼い妄想を

ふと思い出した


思えば

妄想叶って

別世界に来たのかもしれない