【まだ続く物語】


ションボリする


クレープ食べる


ゴキゲン



失敗する


ネタにする


ゴキゲン



心配事が出来る


君と話す


ゴキゲン

【渡り鳥】


自身に合った場所から場所へ

子供の頃に憧れたその生活は

どことなく軽快で優雅なイメージだった


だけど

実際の所は

懸命に生き抜こうとする

わりと泥臭い姿なのかも知れない

それはそれで憧れる


俺はどちらも持ち合わせていないから

今いる場所を

自分にあった場所に変えてみる

【さらさら】


吾輩は天然である

髪の毛の事だ

さらさらとは無縁のグリグリだ


子供の頃よりはだいぶ大人しくなったが

雨の日なんかは健在だ


若い頃は

どれだけ頑張って整えても

時間と共に跳ね回る髪の毛を

恨めしく思ったりもしたけど


今になると

多少の寝ぐせも気にならないし

少し寂しくなってきた所も

何気にフォローしてくれるいい奴だ


ん？

さらさら



抜けいてく様の事か？

【これで最後】


そう思った時が最後になった記憶がない

最後はいつも

自分の意思とは関係なく

突き付けられる

【君の名前を呼んだ日】


学も無く

体力も無いけれど

奇を衒う事無く

ありったけの想いを込めた

君の名前

きっと同じ名前の人と出会う事は無いであろう

少し変わった名前になってしまったけれど


その名前を呼びかけたあの日

君の人生のスタートと同時に

俺の父親一年生もスタートした

君はそんな風に思わなかったかも知れないけど

君にとっての始めては

親にとっても始めて

君の成長と共に

親も親として成長する

あの頃の父は

今の君よりずいぶん子供だったようにも思う


だけど


少し変わった名前を

我ながらいい名前を付けたと

君の成長が思わせてくれる