【愛言葉】
え
なにそれ
おじさんにも分かるように説明してよ
チラリと調べて乗っかろうかと思ったけど
ここは勝手に解釈
愛言葉とは
愛を感じる言葉の事である
身体大事にしてね
気をつけてね
揚げたてですよ
心配しましたよ
おかわり無料です
そういう所が好き
無事に帰って来てね
ありがとう
増量中
会いたかった
喜ぶと思った
うれしい
サービスしときますね
痩せました?
素敵
おはよう
なんだ
世の中
愛に溢れてんじゃん
【友達】
年齢も性別も
性格も趣味も
出身も環境も
バラバラだけど
みんな友達
俺ラッキー
【行かないで】
もうね
それはもう仕方ないよ
出会ってしまったからには
行き着く先は
生き別れか死に別れ
それなら
出会いに感謝し
後者でなかった事を
相手に行く先がある事を
喜ぶしかないんじゃなかろうか
どこかでひょっこり
なんて事もあるかも知れない
もちろん極論だし
実際の所
そんな簡単には出来ないけれど
結果を変える事が出来ないのなら
捉え方を変える
少しくらい自分に寄せたって
誰も文句言わねぇよ
【どこまでも続く青い空】
大人になったら
そんな風景の中に身を置くと思ってた
今の自分には見えない
遥か遠くを見渡し
大きくなった身体で
空と地平線の境目まで
走って行けるくらいに思ってた
大人になってみたら
案外そうでもない
なったらなったで大人の事情がくっついて来る
まぁ自分が選んだ選択の結果
致し方なし
子供の俺よ許せ
それでもたまには良い事もある
思えば視線は
その頃から40cmしか変わってないのだ
空を相手に語れば誤差ですらない
体重だって20kgほどしか変わってない
痩せ過ぎだった事を考えれば無に等しい
子供の俺よ許せ
【衣替え】
タイミングが難しい
前はそんな事なかったと思うのだけれど
学校や会社で決められた日
それで良かった
今は多様性の時代らしい
衣替えのタイミングも様々だ
暑がりであり
少し変わり者の疑いがある俺にとっても
ありがたい話だ
実際に身近な所でも
多数決だけが解決の方法では無い
そんな雰囲気が広がりつつある
ただ
一斉に切り替わり
まだ早いよなんて思いつつも
それも季節を感じる風景の1つだったように思う
なんてのは年寄りのボヤきだろうか
ニュース番組で
選挙の話をしていた
これも多数決だよなぁ
なんて思いながら眺めてると
自分の考えに近い政治家・政党が分かるツールを紹介していた
いくつかの質問に答えていくと
近しい政治家・政党を教えてくれるらしい
〇〇〇に賛成か反対か
右か左か
そんな質問の中に
多様性か伝統か
みたいな質問があった
多様性の恩恵にあやかる傍ら
伝統芸能に身を置く立場としては
何とも答え難い
何よりこの二つは相反するものなのか
なんて思ってしまう
やはりズレてるのかも知れない
多様性様々である