【香水】
自身もまわりも含めて
あまり馴染みがないから
それにまつわる記憶もあまり無い
香味野菜はだいたい好き
でも
一番記憶にあるのは
魚の酒蒸しを作った時に
香り付けに使おうと刻んだ
柚子の皮
トントン刻む度に広がる香りに
仕上がりの成功を確信した
味しなかったけど
【言葉はいらない、ただ・・・】
息を飲み
目を見開き
立ち尽くす
忘れかけてた息をようやく吐き出す頃に
身体を巡る幸福感
そんな景色にたまに出会う
山だったり
海だったり
お店だったり
最近は情報が多く
事前にある程度の事は分かるし失敗も少ない
行ったことのない場所や付近の情報も知ることが出来る
だけど
よく知らないまま行った所
何とな~く立ち寄ったお店
偶然見つけた場所
たまたま手に取った本
そんな出会いが懐かしくなり
また~にフラフラしてみたりすると
わりと小さな事にも喜べたりする
【突然の君の訪問。】
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・無い
強いて言うなら
自室で彼女とイチャコラしてた時に
突然ドアを開けた親父か・・・
【雨に佇む】
昔は後先考えず
ずぶ濡れになる事もあった
さすがに後が面倒でもうやらないけど
あれはあれで
案外良いもんだったと思う
嫌な事も受け入れる事が出来れば
そんなもんかも知れない
【私の日記帳】
元々はそのつもりもあって始めたんだけど
「お題」から広がるイメージと時間が心地よく
当初の予定はどこへやら
そして
同じお題から人の数だけ広がる言葉たちに触れるのも楽しい
すっかり生活の一部だ
たまに似通ったお題に悶絶もするけど
それでも日が違えば
考える事も変わったりもする
つまずいて転んだ事を
すぐに誰かに話したい笑い話
と思う日もあれば
そのまま横たわっていたい日もある
同じお題も
忘れた頃に出たなら
全然違う想いが膨らむんだろう
なんて事を考えると
これはやっぱり日記だ
割とマメに記してる
夏休みの日記は
終盤に慌ててやってた事を考えると
多少は成長したらしい
俺 エラい