生粋

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5/16/2024, 12:53:42 PM

[愛があれば何でもできる?]


私、それは『元気』だと伺っておりましたが・・・


まぁ
原動力や耐久力なんかの底上げってのは
分かる気もする

しかし愛ってのは免罪符ではない訳で

何かをするしない
良い悪い
なんてのは
また別の物差しのような気も


そもそも愛って
どこで確信するもんなんでしょ?

こっちの想いが大きい時?
向こうの想いが大きい時?
両方のバランスが取れた時?

対象が物の時は
こちらの想いだけでも良い?

一応、臆面もなく
実感した事もある
それは結局失ってしまったけど


あぁそうか
その余韻に生かされてる所は確かにあるかもしれない

な~んにも出来ないけれど

5/15/2024, 12:31:08 PM

[後悔]


当然、色々ある

やらない後悔より
やった後悔

そんな言葉に背中を押され

若気の至りと呼ぶにもおこがましい
失態の数々


文字、言葉、所作、表情、目線、息遣い

出してしまった表現は
もう戻らない
誤解だったとしても

およそ全ての表現の
その解釈は受け手に委ねられる
(若き私の名言である)

感じ取るのも努力だが
伝えるのも努力だ

さすがにケガした所は気を付けるが
未だ傷は耐えない

努力の不足を痛感する

こちらの感じ取れ無かった無念は
そのまま相手の伝わらなかった無念だろう

それでも古いキズ、浅いキズから順に
カサブタになり、少し強い皮膚になっていく

鈍くなってるだけかも知れないけど

5/14/2024, 3:06:35 PM

[風に身をまかせ]


うおぅ!

この前似たようなの・・・

そんな事なら
この前、乗せるんじゃなかったぜぃ

何ならチョウチョも・・・



高校生の時
友人のウエダが
「ブーツを買いに行こう」
と言いながら家にやって来た

はて?である

話を聞いてみると
ウエダは将来
風の向くまま気の向くまま
アメリカンなバイクに乗って
アメリカを横断したい
と思ったらしい

唐突だし
風と気の向くまま
だけど横断・・・

まぁ
そ~ゆ~ヤツである



その野望の一歩目として
大型バイクの免許ではなく
アメリカンなブーツ
に辿り着いようだ

ウエダのテンションは高い
仕方なく二人で地元の商店街へ(原チャリで...)

我々の地元はなかなかの田舎である
「靴の壱番館」にそれ程の品揃えはない

しかしテンション上がったままのウエダは
僅か数種のブーツを丹念に眺めている

やがて気付いた店長さんが来てくれた

店長
「ブーツをお探しですか?」

ウエダ
「はい!アメリカンなヤツを!」

店長
「あぁ・・・ウエスタンね」

ウエダ「・・・」

ウエダの夢は散った


結局
ブーツを買ったのか
いまいち覚えてないが

色白なウエダの顔が見る見る真っ赤に染まり
頭から蒸気でも噴き出すんじゃないか
と思う程の光景は鮮明に覚えている


夢破れたウエダがアメリカを横断する事は無かったが

あの時
ウエダの頭から蒸気と共に飛び出した
夢の破片は

きっと風に身をまかせ
アメリカの大地に辿り着いたと信じたい


ちなみに
その後ウエダは
何故か小型二輪の免許を取得し
買ったばかりのバイク(125cc)を
お披露目しにやって来た事がある

背中にギターを背負って

別の同級生の影響で
3日前に始めたギターを家で弾いた後
来た時と同じスタイルで
「キカイダーマン!」と叫びながら
帰路に着いたウエダのギターは

我が家の数メートル先で落下した
ベルトが外れたらしい

キカイダーの夢も絶たれた

蒸気と違い
ギターは風に身をまかせてはくれなかった

5/13/2024, 1:31:36 PM

[失われた時間]


時間は平等なんだと思う

失われた



表現したい時もある

長いと感じた時間も
短いと感じた時間もある

終わって欲しく無かった時間も
待ち望んた時間も

同じ時間を過ごしても
感じ方は違ったりする

人次第
自分次第なんだと思う


振り返れば

失われたと感じる時間は

迂闊にも自らが手放してしまった時間だと思う


誰のどの時間も
平等に戻っては来ないもの

5/12/2024, 12:54:29 PM

[子供のままで]


子供のままでいたかった


体だけ大人になってしまった


どうせなら逆が良かった




あっ!



真実はいつもひとつ

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