雨の香り、涙の跡。
人の前に立っても涙は見えない。

雨の音と香りのおかげで
私が泣いている姿は見えない。

小指に赤い糸が見える。
もしかしてこれは運命の人か見えるって奴か！？

恐る恐る赤い糸を辿ってみる。
運命の人が君だと分かった瞬間。
僕の顔が真っ赤になったのは言うまでもない。

君に絶対に届かないと分かっているのに。
僕は君に愛を叫び続ける。

君が振り向かないと分かっているのに。
この届かない気持ちを心にしまうなんて…
そんな真似は一生出来っこないね。

記憶とはまるで海みたいだ。
記憶を思い出すには記憶の地図が必要。

でも僕の記憶の地図はボロボロだから
中々過去の記憶を思い出せない。

君が送ってくれたマグカップ。
君からの初めてのプレゼントだった。

今日は君とお揃いのマグカップを
君にプレゼントする予定だ。