私のカフェの常連さん。
いつも同じ時間に来ては、同じものを頼む。

常連さんにサービスのコーヒーを。
コーヒーが冷めないうちに
どうぞ召し上がれ。

パラレルワールドって信じる？
この世界と並行して別の世界線がある…そんな説。

僕はパラレルワールドを信じているよ。
別の世界線の僕が好きな子と付き合ってると信じて。
そうでもしないと気が狂いそうだ。

時計の針が重なって
新しい日が幕を開ける。

今日は君の誕生日。
こんな夜中まで付き合わせて悪いとは思う。
でも君の誕生日を一番に祝いたかったんだ。

人生に疲れてしまった。
この世から消えたい程に疲れてしまった。

僕と一緒に心中してくれませんか。
手を繋いで海の中で一緒に。

君が｢cloudy｣について聞いてきた。
色々な憶測が君の口から零れてく。

cloudyはそんな大事な意味じゃないのに
その言葉が大事だと認識している君。
その絵面が面白すぎて。