藤直

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4/26/2023, 10:18:47 AM

君にとって正しいことは
ぼくにとって苦しいこと

ぼくにとって進みたい未来を
君は想像出来ないという

少しの間違いも
曇りない瞳でただす君を
いつから息苦しく思うようになっただろう

物音のひとつさえ
ぴりぴりと身構える

どちらが正しいか
間違ってるかじゃなく

思い描く未来が
違っただけ
ただそれだけ



♯善悪

4/25/2023, 12:06:14 PM

ベランダに毛布を敷いて
4人で見上げた空
わたしたちきょうだいはまだ幼くて
わぁわぁいいながら
空を見上げてた

寒い冷たい空気の中
一筋の青いひかり
降るように、とはいかないけれど
時折スーッと降ってきて
静かな歓声をあげた

それぞれが思うことは別々だけれど

あれから何年もたって
それぞれが違う場所で暮らしている

時々思い出す、冷たくて輝く思い出
みんなは思い出すだろうか

流星群の夜



♯流れ星に願いを

4/22/2023, 10:09:52 AM

これはひとつのわかれ道
立ち尽くすよりも顔を上げよう
一歩踏み出そう

それがわたしの答え

あなたは違う道をすすむ
それはあなたの答え

今まで一緒に歩いてくれてありがとう
立ち止まって
考えてくれてありがとう

何十年か後に
このわかれ道のことを思い出すまで

答えはとっておこう



♯たとえ間違いだったとしても

4/20/2023, 11:01:26 AM

この心のひとかたまりのおもり
沢山の憂鬱の凝縮
身体の痛みの根源
ふいに訪れる悪意の影

それさえ消え去るのなら

一人ひとりが
抱えるおもり
そのひとかけらが消え去るのなら

世界は少し明るくなるかもしれない



♯何もいらない

4/19/2023, 10:38:12 AM

不安のその先に小さなきらめきがあるなら
ぼくは静かに息をつけるだろう

そんな少しの未来でいい
誰もが一歩すすめる
誰もが一歩立ち止まれる

そんなきらめきをみつけられるといい


♯もしも未来を見れるなら

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