約1000日と少し
僕達は生きてきた
悔やむ日辛い日苦しい日
涙が出そうな悲しい日もあった。
でも、確かに生きてきた。
桜も散りかけた季節
僕らは夢を掴めぬままこの地を踏んだ
見知らぬ顔に緊張して、不安に苛まれた
でもいつしか何でも話せる友ができた
体育祭も文化祭も喧嘩もした。それでも
最後はできてよかったとみんなで大笑いした。
僕らは生きていた。
今日、何度も歩いた体育館を今までにないほど
踏みしめて歩く
普段は聞かないようなクラシックが涙を誘う
最後の大会は友と泣き合った、もっと練習していれば
後悔だけが僕を襲う。でも、これで良かった
大切な友達に出会えたのだから。
証を受け取りステージ上から世界を見る
親が泣いている。友が緊張した顔でこちらを見る。
好きだった子も、嫌いなあいつもいた。
僕は、今ここで生きている。
もし、世界的な大災害があれば
お金はただの紙切れと金属片でしかないし
もし、お金で真実の愛を買えたなら
お金の価値はうんと上がるだろう
でも、現代社会で生きていくうえでは
子供どころか彼女すらいないアラサーにとっては
1番大切なものはお金かもしれない
月よ星よと空を見上げて声をかける
私の涙は星のように輝く日はくるのだろうか
私の声が月まで届く日はあるのだろうか
まだここからは見えない星々のように
私の存在は誰かに知られることのないまま
終わるのだろうか
名前すらつけられずその他大勢の人生
私は黒い空に開いた希望のように照る
満月のように輝けるだろうか
箸が転げて笑ってた
喧嘩をして口を聞かなかった
恋をして、電話越しに泣いた夜もあった
お互いに自分の夢を見つけた
話せない日もあった
大学の初めて座る席。
ペンの走る音に緊張を感じながら思い出すのは
いつも隣りにいた良き友の姿だった。
今、パイプ椅子に腰掛け眠たげな表情をする友人と
この先も何年も共に生きていきたい。
大切な人に幸せになってほしいと願うのは
愛と信頼と絆の印だろうか。
雨の日ほど朝から気分の沈む日は早々ないけれど
虹色の傘をさして
濡れたアスファルトの匂いを嗅いでみる
ナメクジを探してみたり水溜りを踏んだりしてみる
嫌になりそうな日ならば
たまには楽しかったあの日に戻って
笑い転げてみたら人生楽しくて仕方がないだろう