2/26/2025, 12:35:13 AM
夢の中で私の背中についていた白い翼。
その白い羽根を眠りから覚めた私は手に握っている。
おまじないの言葉とかそんなの知らないけど、
夢の中の私は現実の私のこれからだと思う。
きっと、この羽根は冒険の旅に出かける翼となるから
2/24/2025, 5:10:52 AM
もし魔法が使えるなら、
お題を見るとついそう思ってしまう。
でも、本当に魔法が使えるなら
ぎこちなくなってしまったあの人との関係をやり直す
そんな時間を戻す魔法が欲しい。
あの時の失敗を思い出して回避したい。
笑顔で話せたあの頃に戻りたいと心底思う。
2/23/2025, 5:43:37 AM
「私が絵を描くから、あなたは物語を考えて?」
二人で一つの漫画家として今があるのは
夫婦で二つの生きがいを持てたのは
君が言ったそのひと言がきっかけだった。
あの日は、僕にとって激しい涙が降った最悪な日で
君が僕に励ましのつもりで言っただろう君の提案は
棚から牡丹餅のような初めて君と見た虹だった。
2/22/2025, 2:49:02 AM
夜空を駆ける流れ星のように
誰かの願いを叶えられるなら
私は亡き姉の実らぬ恋を叶えたい。
「姉はあなたの心の傘になりたいと言っていた。
その遺志を引き継いで悲しい時は
姉の書いた詩を読んでください。
きっと、あなたの救いになるでしょう」
姉の書いた詩は人生応援ソングみたいな内容が多いが
たった一つだけ明るい恋物語のような詩がある。
それを姉は死の間際に書いて私に託した。
姉の片想いの人、妻帯者のあの人に届けて欲しくて。
2/21/2025, 5:43:20 AM
「あの人、カッコいいよね」
そんな友達の一言は氷柱のように私の心に刺さった。
私が片思いをしている「あの人」。
そんなこと言えなくて
つい、「そうだね」だけ言う。
ひそかな思いは墓場まで持っていくしかない。