10/21/2023, 11:33:41 AM
声が枯れるまで
あの時
子どもだった僕は
連れ去られるあなたを助けられなかった
ただ何も出来ずに泣き叫ぶことしか…
もう会えないと絶望に打ちひしがれて
絶叫し
叫び続けた愛するあなたの名前を声が枯れるまで
10/20/2023, 12:19:31 PM
始まりはいつも
降り出した雨の音が窓の外から聞こえて夜の部屋をひっそりと満たす
雨が降るたびに思い出す
瞼の裏に浮かんだのは、
初めて彼を見た時だった
出会った日も
付き合った日も
同棲した日
大事な日にはいつも雨が降った
彼は私の人生に欠かせない存在となり
今もずっと隣に居るはずだった…
「あの日も同じ雨だったね」と私が呟く
彼は写真の中で静かに微笑んでいる
私たちの始まりはいつも雨が降っていた…
10/19/2023, 11:23:34 AM
すれ違い
何か言いかけてるのに
面倒くさそうに何も言わず去って行く
私には彼の気持ちが分からない
悲しみで心が淀んでいき
流れた涙が冷たい床に音もなく落ちた
お互いに対して抱いる気持ちがズレ始めてる…
私はどうすればいいの?
別れを予感させる
心のすれ違い
10/18/2023, 11:58:43 AM
秋晴れ
爽やかな秋の訪れを感じさせる風が吹く
子どもたちは走り回り元気な声が響き渡る
今日は年に一度の運動会だ
それぞれが練習してきた成果を披露すべく
一生懸命競技に取り組くんでいる
応援する大人たちもまた声援を送り
彼らの成長に目を細めて微笑む
澄み切った青空が広がる秋晴れの日
10/17/2023, 10:21:11 AM
忘れたくても忘れられない
今でも目を閉じれば
あの夏の日が鮮明に残っていて蘇る
一瞬で心奪われたあの人を…
叶うはずがないと分かっているのに
胸に秘めたこの想いは
忘れることなどできない
あの頃の甘い思い出ととに今も生きている
恋しくて切なくて
忘れたくても忘れられない恋心