恋物語
「すきだよ」○
〇「僕も大好き」
「私も大好き」○
〇「僕も愛してる大好き」
初めは、こんな会話が愛おしくて、好きで好きでたまらなくて、気づかなかったこのままじゃだめなんだと
「すきだよ」○
〇「僕も大好き」
「私も大好き」○
〇「僕も愛してる大好き」
いつからかな…こんな会話が当たり前で
同じ会話しかしなくて、帰ってくる言葉の予想がつくぐらい…繰り返して繰り返して……
AIと付き合ってるように思えて
言葉に感情を感じられなくなって
最後に好きだと言ってさよならをした
【好きじゃないのに】
🩷私は好きな人がいる
💔僕は嫌いな人がいる
🩷今日挨拶をしたの!
💔今日挨拶をされたんだ
🩷いつもどうり優しく返してくれたの!
💔いつもどうり返してやったんだ
🩷絶対彼も私のことが好きだよ!
💔絶対俺のこと好きなんだろうな
🩷でもほんとは女の子が好きなの
だけどパパもママも
「あなたは可愛い女の子ね」
「将来かっこいい、いい男の子と結婚するんだよ」って言うから
男の子に恋してるふりをするの
でも、もう辛い、不安だけど、パパとママに言ってみよう!
……
殴られた。2人に伝えたら、ママは泣いて、パパは殴ってきた。
頬がジンジン痛んで熱くなっていく
パパがまた拳を振り上げた。
逃げる。殴られたくない。
裸足で限界を出て、近くの橋まで来た
季節は冬。この時期に川に飛び込めば死ねるかな……
パパの声がする……早く逃げなきゃ…
何処に…?あぁ、死ねば逃げれるかな
バシャン!!(川に飛び込んだ音)
目が覚めると病院で看護師さんとお医者さんが来て説明してくれた
パパが私が飛び込んだ川に向かい
死ね!死ね!といい
ママはそんなパパにすがって泣いていたそう
それに気づいた近所の人が警察を呼び
発狂するパパとママをなだめ話を聞いてから私を助けたため
私はかなり酷い状態だったらしい
1週間程眠っていて、1ヶ月程入院してから1週間程学校を休んでいたため約2ヶ月は休んでいた
もうその時には噂が広まっていて、引っ越さざるを得なかった
転校する日だけ学校に行くことにした
両親はもう私と一緒に居たくないらしく私は児童相談所に行く事になった。
そういえばあの人はどうしているだろう。好きじゃないのに好きな振りをした人。
💔最近あいつが学校に来ない
今日は来るかな…?
毎日ソワソワしてしまう
あいつが来なくなって1週間
理由は分からないけどあいつは自殺未遂をしたらしい
俺のせいなんじゃ、俺があいつの好意に応えなかったから…
考えてわかった、俺はあいつが好きだ
あいつが帰ってきたら伝えよう。
好きじゃなかったのに好きになった人
監禁された
いつもの日課で散歩していたら
急に目の前が真っ暗になって
気づいたら薄暗く生暖かい空間に居た
初めは怖くて動けなかったが
数ヶ月して少しづつなれ
動けるようになった
これからどうしよう……
なんだか空間が狭くなった気がする
苦しい…
なにか声が聞こえる…しぬのか…
オギャァ!オギャァ!
医師「頑張りましたね。元気な男の子ですよ。」
生まれて十数年
頭の中に溢れた思い出が
なんだかんだ大好きなんだ
さむーい!
なんて友達と話してた事
この時期になるとよく思い出す
寒いとか言うくせにミニスカ履いてて
良くタイツはきなよとか言ったっけな
寒いはずなのに寒くねぇしとか言いながら半袖半ズボンのやつもいて
すっごい震えてておもしろくて牛乳吹き出したこともあったな
今でも思い出して笑っちゃう
冬になると思い出す
あの日、みんなでバスに乗って旅行に向かっている途中居眠り運転でトラックがバスに突っ込んで来て崖の上を走っていたバスとトラックが崖から落ち私以外みんな天国へ行ってしまったあの日を
私も下半身不随になってしまったけど
未だに泣いてしまうのは私が弱いせいかな