君と一緒に歩きたい

だけど君は否定する

親が守って君は後ろ

君が手を伸ばすも

壁がその手を遮るんだ

だから僕は壁を壊して

君のその手を掴み取る

一緒に海まで走って逃げて

一緒に大きな声で海に叫んだ

僕達は自由なんだと

お題『君と一緒に』

明日は雪かな？

うーんどうなんだろう

僕　水色の空が見たい！

そっかじゃあおまじないをしようか

これをすればきっと　明日は晴れだよ

そんな会話をする私の家族

二人を見ていると

私の心で降っていた雪が無くなって

綺麗な冬晴れになった気がした

お題『冬晴れ』

幸せってなんだろうか

そう言葉を綴る君を見る

なんだろうねと言葉を返すも

僕はもう答えを知っていた

君の顔を見るこの時間が答えなんだ

お題『幸せとは』

「よいしょー！」

掛け声と共に重い荷物を持ち上げる

顔に光が当たり思わず顔を顰めた

荷物を地面に置き

手で光を見ないようにしながら

太陽の方を見る

「そっか、もう日の出の時間か。」

お題『日の出』

「今日の課題は抱負だって！」

楽しそうな笑みを浮かべながら

彼女は隣で準備をする

「ねーどうする？」

筆や墨を用意しなが僕はその返答を考えた

「うーんそうだな」

考えるそぶりを見せた途端

「うぁっ！」

隣で彼女が墨をこぼした

「あーー！やっちゃった…」

忙しなく墨を片付ける君

「ちょっと 見てないで助けてよ！」

「はいはい　わかったよ」

片付けを手伝いながら僕は思う

今年の抱負は　こんな光景を毎日見ることだなと

お題『今年の抱負』