#星のかけら
其れは小さな小さなカケラで
其れをコツコツ集めると
見惚れてしまう程に輝きを放ち
貴方の心を灯してくれる
何処にあるかは誰にもわからないが、
自分次第でその切符を手にする事が
出来るかが決まってくる
#Ring Ring
ん?寝坊し過ぎたサンタかな?
イヤイヤそんな事はない。絶対に
我ながらこんなおふざけを1人でやっていると
思うと泣けてくるな〜。
—きっとこの音は高い高い丘の上の
高い高い塔のてっぺんにある鐘が鳴り響いている音
決まった時間に決まった回数で鳴らす
ただ、、、この塔には昔から不思議なお話がある
「あの塔にはね、醜い醜い男が1人
閉じ込められていて、毎日毎日鐘を鳴らしてくれている
だから、その男が仕事を辞めないよう
私達は日頃から感謝し、贈り物を贈る
それがこの街の決まりだよ」
なんて言う馬鹿げたお話。こんなことが実際にある訳ない
そんな事を心にしまい眠りにつく
—今日も変わらずこの街には鐘が鳴り響く、
そしてその音は、、、
今年も厄災を起こす目覚まし時計になる
街の人々は鐘が不幸を呼ぶ事を知らずに
明日も明後日も鐘は鳴り続ける—
#追い風
僕にはやらなきゃいけないことが数え切れない程ある
でも、、、僕は其れを成し遂げる勇気がない
今までも、怖い事は見てみぬふりが当たり前で
誰かの為に行動するのも、言われた事をするのも
嫌で嫌で堪らなかった。
でも、、、僕が一歩踏み出さないといけない時がきた
今、やらなければ後々絶対に後悔する
もう、後悔なんてしたくない。
だから、、、だから僕は勇気を出して踏み出していく
そんな僕を追い風が
・-・・ ・・ ・-・-・ -・・・ ・・ ---
と送り出してくれた
(追伸:モールス信号気になる方は調べてみて下さい!)
#冬晴れ
目をひらけば目が眩むような輝きを放っている
美しい白景色に見惚れてしまう
でも、その美しさとは裏腹にあまりにも
風が現実の冷酷さを打ちつけてくる
あぁ、もう少しこの空間を味わっていたかった
—快晴の宙が私の背を静かに押した—
#幸せとは
そんなモノは一人一人の価値観や感じ方で
変わってくる
例えば、貴方にとっては"不幸"でも私にとっては"幸"
なんてこと生きていれば嫌と言うほどある
、、、感じ方、考え方は人それぞれなのに、
人は自分の価値観を誰かに押し付け強要したがる
そのクセ自分とは異なる考えに出会ったら
それを否定し、その人を不幸だと嘲笑う
—幸せなんてモノに形はない。存在意義もない
ただ人は幸せを無意識のうちに欲してしまう。
だから人間ほど憐れで、無神経で、カワイソウな
生き物はこの世にいないと私は思う。
、、、さぁ貴方はどう考える?