♯色とりどり
この世界には色んな色がある
似たような色でも、違いがあり個性がある
色は自分の個性を最大限活かし続けている
場面によって色を変え、わかりやすくする
この世界にはそんな色が数え切れないほど存在する
♯君と一緒に
、、約束をした
この木の下で君に「いつか絶対に迎えにいく」って
そしたら君は涙を流しながら笑って「絶対だよ」って
言ってくれた
そしてその約束を果たす為に僕は此処にきた
でも、残念なことに君は他の人と結ばれたらしく
此処には来なかった
僕は泣きじゃくった
君が幸せに過ごせてる喜びと約束を忘れられてしまった
哀しさで涙が止まらなかった
そんなことがあってから数十年経った
僕はいまだに此処にきている
僕自身も他の女性と結ばれ子供にも恵まれた
でも、此処は君と一緒に約束をした大切な場所だから
♯冬晴れ
頭上には快晴が広がり
目に映るのは美しい景色
頬には鋭く尖った風が刺さり
鼻からは白い息が出ている
♯幸せとは
僕にとっての幸せは〝当たり前の日常を送ること〟
いつも通りの朝を過ごして
いつも通りに学校へ向かう
いつも通り僕の趣味を楽しむ
僕にとってはいつも通りの生活が幸せだ
だって人間はいつ死ぬかなんてわからない
事故だったり病いだったり厄災で命を落とすかもしれない
だからいつも通りに過ごして、バカなことで笑う
これが僕にとっての幸せだ
♯日の出
「あぁ綺麗だな、、」って呟いた
正直、日の出だけの為に早起きするのは嫌だった
でもお前と見れるのであれば話は別
大晦日は日の出の為に早く眠りにつく予定だったけど
お前と日の出を見ることを考えていたら
眠りにつくことなく逆に目が冴えた
結局一睡もできず待ち合わせの場所に向かった
そしたら既にお前がいて驚いたが内心めっちゃ嬉しかった
急いでお前のところへ向かい新年の挨拶を済ませて
手を握り目的地へ急いだ
、、なんと間に合い2人で日の出を見た
でも俺は日の出なんかよりお前に夢中だった
目を輝かせながら日の出を見ているお前は
日の出なんかより美しかったし眩しかった
そして俺は呟いた、
「あぁ綺麗だな、、」って
そしたらお前も「うん!綺麗だね!」って返した
俺は笑った、でも内心は「、、お前の事だよ」って
言っていた。これをお前に言えたから、、
神さん今年の願いはコイツに本心を伝えたい