#愛を叫ぶ。
そよ風が吹く。
気持ちいい風に、眩しい太陽の光。
今日は、景色のいい山に来た。
そこでだ。
僕には、大好きな彼女がいる。
好きで好きで…いっぱいだ。
会いたいけど…
もう会えないんだよね……
だから…ここに来たら気持ちをスッキリする事が出来るんじゃないかって。
……
………
"○○大好きだ!" "君と出会えて僕はとても幸せだ!"
僕は、彼女への愛を必死に叫ぶ。
叫んだら何故か気持ちが少しスッキリとした。
空にいる彼女の元へ僕の思いが伝わっていますように___。
#明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
~速報です~
明日は、隕石╲ ╲ 𒆙などが何百個も落ちてくるとみられ、明日世界が滅亡するでしょう。
○○博士や○○研究者等も色々開発したり、発明したりしましたが、1歩届かず。
これから、色々としようとしているとみられますが、
時間が足りず…。と思われます。
なので、
最後の一日を楽しみましょう。
これで速報を終わります……。
どこもそんなニュースばかり。
みんな、急に明日が滅亡しちゃうかもしれないって焦ってる。
私も、速報を聞いた時もう驚いちゃったもん……。
泣きそうになった。
でも、泣いたりなんてしない。
明日で最後。
泣いてばかりの日にしたくない。
笑って最後は過ごしたいって私は少なくとも思ったから。
はぁ…。明日一日…何をしよう…
9時くらいからはもう隕石や流星とやら流れるんだってね。
もう、家族とも…友達とも…近所の人とも…もう会えないんだよね…
私は、空に向かって願った。
"来世でも家族、友達と会えますように"
私はそう願った。
あれ……??
最後まで笑って過ごそうと思ったのに…
なぜかな……
頬に涙が流れながら私は必死に願っていた─────。
#君と出逢ってから、私は・・・
私は、クラスで友達のいない、静かな存在とみられている。
本当は、友達とワイワイと話したい。
移動教室で一緒に行きたい。
放課後、一緒に遊んだり帰ったりしたいよ…。
「はぁ…。」
そんなないものねだりしちゃダメだ…。
私はため息をする。
前まではそうだったんだ。
でもね、実は最近…
こんな私でも話しかけてくれる子がいるんだ。
その子は、私と違って、明るくて優しくて可愛くて…
そんな子が話しかけてくれている。
困った時、嬉しい時、楽しい時、辛い時、悲しい時、一緒に悩んで、一緒に笑って、一緒に楽しんで。
そんな心の支えになってくれる親友ができた。
そんな君と出逢ってから、私は___。
毎日幸せでとても楽しいです─────!
#生きる意味
私は今、この世から消え去りたいと思っている。
もう、辛くて辛くて……
なんで生きてるんだろう…
生きる価値なんてないよ…
なんでこの世にいるんだろう…
もう嫌だな。
そう前までは思っていました。
でもね…彼が私に、生きる意味を教えてくれたんだ。
それは、1年前。
(もう私、この世からいなくなりたい。)
(え…??)
(嫌な事ばかり。辛くて辛くて仕方がないんだ。)
(……そうか。)
"人生これから嫌な事、辛い事はあると思う。
でもね、嫌な事、辛い事がある分、いい事(幸せ)があると俺は思うんだ。
生きているだけでも偉いって思うよ。
だから、そう前向きに考えて欲しい。
(……)
(俺はいつまでも○○の味方だから、嫌な事、辛い事があれば、気軽に言って欲しい。
だからさ、これからもよろしくね!!)
(……!!)
(うん!ありがとう!─────。
#流れ星に願いを
「今日の夜は、流れ星が流れると推測されます。」
私は、昼に流れたニュースをふと思い出した。
"もう夜だけど、流れるのかな…"
そう考え、窓を覗いた。
すると___。
ピカーーーーーーン
何やらどこか煌めいている。
それは、空。
私はすぐ、空へと目線を向けた。
ピカーーーーーーン。
流れ星が流れている。
とても美しい色をしている。
私はすぐさま、
"家族が幸せに 家族が幸せに 家族が幸せに。"
と、流れ星に願いをした。
今日は流れ星が今までと違って、一段と多い気がした。
私は願いをした後、ゆっくりとベットへ潜り込む。
潜り込んだ後、ゆっくりと目を閉じる。
キラキラ煌めく、綺麗な流れ星が流れている中、
私は夢へと入り込んだのだった─────。