別れ話をしましょう

明日出会う約束をして

遊び疲れた月の下で

区切りの約束を結び

床に伏して昨日とおさらば

愛しい日々は過去の産物

友よ、恋人よ、世界よ、

この世の美しき者共へ

――サメの言うことにゃ、

バイバイ

4つの世界に落とされて

その足で土を蹴る

2つの国を横断し

未知を既知にしていく日々

感情に揺さぶられる事があっても

自分を強く立てる

3つ目の願いを叶えたところで

また2つの願いを作る

――サメの言うことにゃ、

旅の途中

日頃の行いお行儀悪しな存在

持て囃される雲の上の存在

ゴミ箱の内側から

尊敬のライトを浴びせるばかり

誰も知らない所で善行を積んだとて

鬼の居ぬ間に破壊すること

お互いの顔は知らなくても

心はどこかで知っている

――サメの言うことにゃ、

まだ知らない君

何も見えなくなるほど眩しい存在を

見たくないから全てを覆う闇に溶けたんだ

誰にも誰からも邪魔されなくていいから

とっても居心地がいいんだ

黒く涼しい場所で白くなって

全てを忘れられるなら

知らないうちに誰かを助けて

光の守護者になれるかも

――サメの言うことにゃ、

日陰

真赤な太陽に駆け出して

青空の上で転んだら

輝く雲の家に落ちちゃった

当たり見渡しても眩しくて

すぐにまた外へ帰っちゃって

期待と興奮で落ち着かないの

迎えに来たんだ、新しい冒険

お家のラックにかかった相帽

――サメの言うことにゃ、

帽子かぶって