欲望。あって損はないが、あり過ぎると損をするもの。
前にソーシャルゲームの課金額が二桁万円いった自分にドン引きした過去があるので間違いない。
とはいえ、あって損はないのである。自己研鑽のための欲望は、むしろ持っておくべきだと思う。
あれをしたい、これはしたくない、こうなりたい。そういう自分のわがままくらいなら、人類みんな持っている。
懸念されるべき欲望とは、自分を含めた人を害する可能性を持つものだと思う。知名度や話題性を重要視するあまり手段を選ばない炎上商法なんてものがあるように、犯罪性の高い欲望は、あると損をするものだ。
要は、何事もバランスが大事なのだ。
努力はしても無理はしないように、超えたらまずいラインがあるのだ。そしてそのバランスとやらは、世間と個々人同士のバランスで保たれている。お互いのちょっとした妥協と譲れないラインを掛け合わせながら、なんとか保っているのだ。たぶん。
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欲望にはサボローと同じくらいの距離感でいてほしいですね。
遠くの街へ行ってみたい、と思うことはわりと多い。
ただ、自分のこの気持ちは非日常感を求めての衝動と認識しているので、数日程度でいい。
それに、遠くの街が日常と化したら、また別の遠くの街に行きたくなる。確証なんかないけど、きっとそうだ。
だから数日程度でいい。
君、現実逃避は必要だよ。間違いない。断言出来る。
現実のしがらみ全てを忘れ去れる行為。
夢中になって貪ることでしか得られない安息。
己の安寧。
邪魔されない楽園。
神にだってなれる場所。
ただただ自分を満足させるための狭く深い世界。
それでしか得られない満足感がある。充足感がある。
嗚呼、現実逃避万歳!!
これで私はまた、明日を生きるだけの気力を得た!!
君は今、どこで何をしているのだろうか。
そう思いはしたけれど、明確な相手は思いつかなかった。昔の友人だろうか、近所で見かけていた犬猫かもしれない。
まぁなんであれ、満足のいく生を送れてるといいな。
物憂げな空だ、と雲ばかりで薄暗い空を見て思った。
前日の予報通り雨が降っている。
雨の中出かけるのは少々面倒くさいが、雨を見ることはむしろ好きだ。
土砂降りを除いて、雨粒が傘に当たる音や振動は心地いい。車のライトに照らされて浮かび上がる水滴はライトアップみたいで綺麗だし、窓についた水滴はいつもよりものや色を大きく見せてくれる。
喧騒のない静かな世界に浸れることのなんと贅沢なこと!
自然の脅威は当然恐ろしいが、それ以上に恩恵を与えてくれていると思う。