レイ

Open App
8/16/2025, 10:33:22 AM

遠くの空へ

一瞬だけ、そちら側へ行きたいと願った。
踏切越しに広がる空。
下校中はずっと地面を見て歩いてたのに、そこだけ空が綺麗に見えて。
夕日で赤く染まり始めている。
踏切を越えたら空の向こうに行けるかなって。
楽になれるかなって。
でも私は臆病だから、まだあっち側に踏み込めずにいる。

8/15/2025, 1:54:39 PM

!マークじゃ足りない感情

映画のエンドロールが終わった時
終わってしまったという感情と、それ以上の感情が溢れてくる。
面白かった!とか、怖かった!とか、ドキドキした!とか。
言葉にしきれないほどの感情が興奮とともに脳を支配する。
それが自分の好きな映画なら尚更。
感想を言う時に喋りすぎてしまって、周りから呆れられる。
脳の!マーク以上で表す感情を出すには、それぐらいしないと収まらないのだ。

8/14/2025, 10:27:17 AM

君が見た景色

君は頭が良い。
容量がいい。性格もいい。
文武両道で何でもできてしまう。
周りが君に憧れ、羨む。
私もそうだ。
君に嫉妬して同時に憧れた。
君はよく私と話してくれた。
あべこべな話をしても、時に信頼を失うギリギリの事を言っても、それでも。
君に私はどう見えているのだろう。
そもそも君に私は映っているのだろうか。
君の見た、というか見えている景色が見てみたい。

8/13/2025, 1:06:55 PM

言葉にならないもの

夏休みが終わりそう。
1日が進むたびに私の中のモヤモヤが大きくなっていく。
不安とか、恐怖とかそんな言葉では表せない感情。
苦しくて吐きそうになる。
これが永遠に私を支配する。
家族にも理解されない。
自分も理解できない。
これが言葉にして表せることができれば、どれほど楽だろうか。

8/12/2025, 10:43:16 AM

真夏の記憶

暑い。
貴方と遊びに行く日がこれ程も暑いなんて。
今日は少し遠出をして水族館に行ったのに、暑さにやられて頭が働かなくなる。
そんな私に気づいて心配してくれる貴方の声が大好きで、もう少しだけ一緒にいたくて私はまた、大丈夫なふりをする。
手を繋いで歩いた道、一緒に食べたアイスクリーム。
思い出が海の泡みたいに現れては消えていく。
ふとした時に思い出す、貴方と真夏の―

Next