8/12/2025, 10:43:16 AM
真夏の記憶
暑い。
貴方と遊びに行く日がこれ程も暑いなんて。
今日は少し遠出をして水族館に行ったのに、暑さにやられて頭が働かなくなる。
そんな私に気づいて心配してくれる貴方の声が大好きで、もう少しだけ一緒にいたくて私はまた、大丈夫なふりをする。
手を繋いで歩いた道、一緒に食べたアイスクリーム。
思い出が海の泡みたいに現れては消えていく。
ふとした時に思い出す、貴方と真夏の―
8/11/2025, 12:33:59 PM
学校帰りに君とアイスクリームを食べた。
コンビニで買ったものを嬉しそうに食べる君。
今日はそこまで暑くはないのに顔の火照りが止まらない。
君のせいだ。
隣で嬉しそうに食べるから、僕に笑いかけるから、その小さな歩幅で一生懸命についていこうとするから。
あっ、と声を上げたと思えば、溶け始めたアイスクリームが垂れて君の手についた。
こぼれちゃった。
そう言って手についたアイスクリームを舐める君は綺麗で、色っぽくて
僕の心拍数をどんどんと上げていく。
全く、君のせいだ。