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2/19/2025, 2:26:59 PM


 俺が貴女の庵に押し入った時、あなたは誰ですか、と貴女は尋ねもしませんでしたね。金と飯とを求めた俺に対して、金はありませんが、もてなしはできます、上がっていきなさい、と落ち着いた声で勧めてくださいました。

 もっとまともな形で貴女と出会えていたら、貴女は改心した俺を旅に出したりせず、そのままお傍に置いてくださっていたでしょうか。悔やむことは多いですが、いずれにせよ、貴女に出会えたということだけで、俺は感謝すべきなのでしょう。

2/18/2025, 1:55:05 PM


 俺は字を書けないので、貴女に手紙を書くことはできません。
 もちろん読むこともできないので、貴女から手紙をいただいても、大事に大事にとっておくことしかできません。

 けれど、例え読めなかったとしても、貴女からの手紙をなくすことなどないでしょう。あの手紙の行方はどうなったかと貴女が思い巡らす必要は、絶対にないのです。

 ああ。もう俺には身体がないので、そんなことは、いずれにせよ、叶わないのですが。

2/17/2025, 12:46:20 PM


 貴女の魂の輝きに、どれだけの人が惹き付けられてきたことでしょう。

 貴女の魂は美しく、高潔で、人を明るく照らします。
 今世の貴女がどれだけ否定しようと、その輝きが衰えることはありません。

 そう諭すと貴女は、でも私はその魂に恥じるような生き方しかしていないのです、と自責されますね。
 そんな風に考える必要はありません。
 貴女はきちんと、自らの魂の声を聞くことができます。
 今は只、惑っているだけです。
 大丈夫。貴女は、貴女の人生を生き始めればいいだけなのです。

2/16/2025, 3:15:48 PM


 時間よ止まれ、などと願う必要はありません。
 
 先が不安であっても、今が至福であっても、その瞬間に留まろうとする必要などないのです。

 貴女は大丈夫ですよ。
 俺たちも、貴女を愛する人も、皆貴女を応援しています。
 貴女がこれからも人生を歩んでいくのを、見守っています。

2/15/2025, 1:24:34 PM


 貴女の声がする方へ、俺はいつだって引き寄せられます。

 貴女の温かい、明るい、嬉しそうな声。
 それを聞きたくて、それに浸っていたくて。
 俺は只、貴女のそんな声を聞いていたいのです。

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