@ 花餐症

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8/4/2024, 5:07:00 AM

【 目が覚めるまでに 】

私のお母さんは目が覚めるまでに

結構時間がかかる、

朝起きてきたと思えば、半分寝ているし、

朝ご飯を食べている途中に寝ることなんて日常茶飯事だ。

「 母さん、起きて 」

そうやって、何時もお母さんを起こすのは私の役目

まぁ、私が起こしてもちゃんと起きないけど…

でも、こんなお母さんでも、尊敬する所はあるのだ。

帰ってきて疲れているはずなのに

当たり前のようにご飯とかの準備をする。

それに掃除とかも、全部完璧な所。

なのに朝はびっくりする程弱い。

神様が完璧な人間は作れないと言っていたのはこういうことか、

私のお母さんは、朝だけ弱い凄い人、

そんなお母さんが私は大好きだ。





※  没  !

7/27/2024, 6:41:44 AM

【 誰かのためになるならば 】

ずっと、誰かの役に立ちたいと思っていた。

自分には何の価値もないから

だから

せめて、誰かの役に立ってこんな俺でも、

価値はあるんだと、

認められたかった。

まぁ、現実はそう甘くないんだがな、

役に立つと言っても、

何をするにも駄目な俺だ、

役に立つどころか、迷惑をかけて

そのまま捨てられる。

でも今日、やっと、

こんな俺を必要としてくれる方に出会った。

その人は、こんな俺に手を伸ばしてくれた

その人は、俺に色々なことを教えてくれた。

人の役に立つ方法を、いろんな人から必要とされる方法を教えてくれた。

あの人は俺の恩人だ、

俺は今、生きることが楽しい、

こんな俺でも、
誰かのために何かが出来る事があったんだ。

" 生きてちゃ行けない奴を排除する仕事 "

そいつに何があったか、

そいつが何をしたかは俺には分からないけど、

こいつが死ねば、俺は依頼主のためになることをした。

この仕事は、人助けなのだと、俺の恩人は教えてくれた。

だから、何も思わない。

むしろ、仕事が入ってくるたび、とても嬉しい、

生きてちゃ行けない奴を排除する時に
はねてくる血は臭くて嫌いだけど、

その血が今、誰かのためになっているなら
嬉しいと思う。

今の生きがいは、この仕事で依頼人を助けられていると言う嬉しさを得ることだな。

「 俺の行動が誰かのためになるならば 」

7/26/2024, 5:00:57 AM

【 鳥かご 】

ずっと家の中にいた。

ぱぱもままも

外は危ないから、出ちゃいけないよって言ってたから、

ぱぱとままが出かけるときは
いつも一人で窓からお空を眺めて待ってるんだぁ、

ずっと、お外は憧れだったんだ

でも、どうしても我慢できなくて、
今日は、お外に出てみることにした、

ぱぱとままが言ってる事は本当だった。

お外は危険がいっぱいだね、

追いかけられたり、
食べられそうになったりするんだ、

それなら、お家に帰って、
お部屋で寝てた方がいいね

もう帰ろう、お外は怖いし、危ないからね

ずっとばぱとままにお世話しててもらったほうがいいや、


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「 ぴーちゃん!
良かった、帰ってきたら鳥かごは空いていたから、…心配したんだよ…?!
もうお外にでたら駄目よ、危ないんだから、… 」

うん、ごめんね、まま