『君に会いたくて』

君に会いたくて
ただひたすらに
荒野の中を駆けた

『踊るように』

人生という名の舞台を
踊るように、自由に舞おう

『時を告げる』

春風が時を告げる
まだ見ぬ出逢いに胸が騒いだ

『貝殻』

海に行こう、と私を連れ出してくれた貴方
二人で拾ったどこにでもあるような貝殻には
波の音とあの日の思い出が詰まっている

『きらめき』

“もう無理だ”
果てしなく広がる空がそう告げている

そんな風に思ってしまった時は
初めて感じた胸の高鳴りを思い出す
あの鼓動が何度だって僕を突き動かしてくれるんだ

瞼を開けてもう一度空を見上げる
夢のように美しく、
眩しいくらいにきらめいて見えた