君をたくさん笑わせるって言ったのにごめんね

いろんなところに連れていくって計画も立ててたのに

明日のご飯だって考えてたんだよ

これからも一緒にいるって約束したのにごめんね

君を置いていくことになってしまった

僕は君が大好きで、これからも笑って過ごして欲しい

そう思うのに

僕のことを思って泣く君が

とても愛おしいんだ

君が辛いのはわかってるのに

君に忘れてほしくないと思ってごめんね

もうそばにいることが出来ないのに

こんなこと言ってごめんね

ずっと愛してるよ

半袖から出てる肌がじりじりする

そんな時、夏が来たと実感する

夏になると君との日々を鮮明に思い出す

太陽みたいに明るく笑う君を

夏の化身のような君

僕は君に恋焦がれるセミ

短い時間で、どれだけ君に近づけるかな

腕につながる点滴

嗅ぎ慣れた薬の匂い

白い部屋

僕はここが大嫌いだ

地獄のようなところだと思う

僕が憧れるのは外の世界

空色が頭上に広がる天国のような場所

君は天国からわざわざ僕に会いに来るね

君は僕の地獄で息をする

紺色の髪に金色の瞳

暗闇を照らしてくれるあなたに

会いたいな

月のようなあなたに会うためには

月に願うしかないのかなぁ

あなたがいなくなってから

わたしの心の中の雨は

いつまでも降り止まない

ずっと雨の音がする

いつになったら晴れてくれるの

いつになったら忘れられるの