スリル
最近スリルを感じた事があっただろうか?そもそもスリルとは?普段の生活にスリルはどこに存在しているだろう。初めてスリルを感じたのは?子供の頃一人知らない街、迷い夕暮れ心細さの中、何処か冒険している様な感覚、ドキドキと新しい何かの扉を開けたようなあの感覚はスリルと呼べるのだろうか?寝坊して開き直りのんびり登校したあの日、授業中だからか静寂の中自分一人異世界に入ってしまったような感覚、これからどんな展開になるかドキドキと不安、あの時もスリルと呼ぶだろうか?仕事で存在を隠し知らない街で人探しをしたとき、隠れなければならない人と見つからないように探さなければならない自分、『スリル満点』とはこの事と興奮した事思い出す。考えてみたらスリルだらけの人生だったのかも。たいしたことないけど山椒は小粒でピリリと辛い、みたいなことかな?ふふふ
飛べない翼ということは翼は飛ぶもの、持っているなら飛べることが当たり前、飛べない鳥は失格、ダメなヤツそんな感じなのでしょうか。飛ばなくても生きていくすべがあるとか、飛ぶよりも翼で体を温めるなど違う役割があるとか子供たちを守る為に進化したとか?飛べないと飛ばないでは意思があるかないかと言う大きな違いがある。自分は翼があったかどうか分からないけどちょこちょこ飛ぼうとして来たと思う。飛べるかどうか考える前にいつも飛んでた。飛んでから失敗に気付いたり不時着してケガしたり飛んでもいないのに飛んだ気になってたり。だから振り返って反省はとてつもなく押し寄せるけど、やり残した後悔は無い。今の私を例えるなら、とんでもない翼もどきの人でなしと笑ってやろう。
最近知った事、ススキが食べられるという事。天ぷらで食べていた事には久しぶりに驚いた。秋になると一斉に。いつの間にか見渡す限り同じ向きでススキは風に揺れて夕日に光っている。孤独なススキはあまり見当たらずいつも仲間と一緒に。ほんの短い命だけど、それを感じさせない。ずっとこんなふうにいつもここにいましたと言いたげな存在感で、そのくせいつの間にか消えている。
よく脳裏に浮かぶと言うけどどういう事なのか。忘れられないということなのか?忘れたつもりでも突然浮かぶ思い出や人々のことか?アイデアやキラキラしたひらめきが突然脳裏に浮かぶなら良いことではあるが、過去を遡ると思いついたらすぐ行動に移す自分の行いが良かれと自分のアイデアに酔っていた事が数え切れないが今冷静に思い返せばどれもズレていたような、独りよがりの恥ずかしい痛い事だらけのように思われる。
過ぎたことを悔やむ事
生きる意味を悩む事
全てには意味がある
無駄な事は何も無い
どんなに辛い人生でもつまらない自分に虚しくなっても、ただ生きて日々生き延びて、今ここにある。自然に身と心を委ねて流されながら今を生きる。
命を全うするとき全てが腑に落ちる。こういう意味があったのかと。