おと。

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12/7/2023, 11:55:51 PM

たくさん、たくさん、部屋の隅で泣いた

何か有ると毎回部屋の隅で泣いてしまう

でもそれが一番落ち着く

# 15

12/6/2023, 10:54:25 AM

「ねぇ、焦ってるの?」

「な、何でだよ」

「いや、本」

「本?何時も通りじゃねぇか」

「はぁ、だから逆さま!!君が何かに焦ってる証拠!」

「あ、やべ」

「で?ちゃんと言おうね?」

「....はい」

# 14

12/5/2023, 1:33:37 PM

「寝れない...」
どうしたものやら....。
四年前、二人の友人が私の前からいなくなってしまった日からだ....夜も昼も朝も寝れなくなった。
一人は何処か別の場所に行ってしまった。
もう一人は私の前で死んでしまった。
本心はとても寝たいのだが、夢に出てきてしまう。
あの日の出来事が。
あの日目の前で友人が亡くなってしまった日の事を。
「おい」
「げっ、何でいるのさ」
「四年振りに会いに来てやったんだよ。どうせまた寝れねぇんだろ」
本当君はいつも私の本心を突いてくる。
全てをわかった上で来てくれる。
「前みてぇに一緒に寝てやろうか?」
莫迦にしたように言ってくる。
でもそれも不器用な彼の精一杯の気遣い。
「....頼もうかな」
「手前の見る夢っていうのは、眠れないほど怖いのか?」
「君にはわからないさ」
ほら、またこれだ。
嘘をついてないとやっていけないなんて、私も駄目だなぁ。
「いや、わかるな。俺だって、人間じゃねぇって言われるし、手前がいなくなってからもずっと....」
嗚呼、やっぱり。
彼も私と同じだった。
眠れないほどに怖い夢を見るのだ。
「また、来てよ」
「おう」
「じゃあ、よろしくね」
『おやすみ』
お互いに怖い夢を見る。
でも、其れは、一人で寝たときのみ。
側に彼がいて、彼の側に私がいる。
だから、安心して寝ることができるのかもしれない。

# 13

12/4/2023, 12:41:37 PM

人は偽りという名でできている

偽って偽って、偽り続ける

其れで成功する人間もいる

だが、破られる人間もいる

偽り続けた先が

どん底の人間だっている

でもきっと其の偽りにはきっと

理由が有ったんだ

# 12

12/3/2023, 2:54:24 PM

「何...するつもりだよ...」

「....見ればわかる、自殺さ」

「いやだ、逝かないで....お願いだから、お前迄俺の前から消えないでくれ...いなくならないでくれ」

それは、ちょっと無理なお願いだなぁ。私はもう逝く事を決意したわけだし、漸く此の世界とさよならができるんだ。

「ねぇ、来世ではたくさん話そう」

「今じゃ駄目なのかよ」

「うん、じゃあ....さよなら」

下の方で嫌な音がした。

そして人の叫び声や混乱の声。

「こんなの呪いじゃねぇか。さよなら何て言うなよ....」

# 11

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