3/29/2023, 3:07:01 PM
「やっと これで」
僕は震える手で彼の喉元に剣先を突き立てる
「魔王が消えて、世界は平和になる」
「皆が幸せになるんだ。」
僕は剣を握る手を、強く握りしめ
「僕の幸せはここで終わりさ。」
「そうだろ、勇者」
僕は高く振り上げた剣を
お題『ハッピーエンド』
タイトル 【⠀幸せの終わりと始まり。】
3/24/2023, 8:27:00 AM
お題・特別な存在
タイトル 【博愛主義者と特別】
「特別」という言葉は、良い意味だけではないのかもしれない。
特別、それは 数ある内の中から選ばれた存在。
選ばれた者がいるのなら、選ばれなかった者がいる。
選ばれた責任、期待、嫉妬。
特別になる、選ばれるということは、他者からの評価の結果なのだ。
そしてそれが恐ろしいと感じる僕は
「特別」を選ぶことを嫌う。
特別を作ることを嫌ったのは何時からだろうか?
特別になることに恐れるようになったのは何時からだろうか?