5/10/2024, 6:37:32 AM
あなたの名前がいつまでも、忘れられない。
4/15/2024, 3:46:24 PM
「あれ、今日髪型変えた?何時も可愛いけど今日は一段と可愛くなってるね」
「ほんと?ありがと!」
ぱ、と顔を明るくさせる彼女。
自分の恋心なんて知っている訳が無いのだろうが、こうも屈託もない笑顔を見せられては叶わない。
純粋無垢、という言葉を体現しているような彼女には、恋人がいる。
まぁ、そりゃあそうだよな。と彼女に恋人が出来た時には沢山のライバルが諦め、彼女の恋路を応援し始めたのだが、私は違う。
諦めるものか。と心に決めたが、こんなに可愛らしい彼女を困らせるのもなんだかなぁ…なんて考え、こうやってナンパもどきをやっているしかないのが現状。
届かぬ思いを言葉に乗せて、虚しい気持ちを抱えて今日も彼女を口説くのだ。
4/13/2024, 8:30:12 AM
青の映える空を見た。
宙に翻って、見えた。
周りからは声が上がっていて、自分に注目が移るのがとても気持ちよかった。
「この世界が大好きで、大好きで、大嫌い!」
断頭台からの景色は灰色掛かって見えたけれど、空だけは青のまま。
飛ばされた自分の首、ぐるりと暗転する前に、遠くの空へ手を伸ばした。
気がした。