瞳を閉じて
聴こえるのはさわさわとした葉っぱの音
鳥の囀り、水の音
…ではなく学生の喋り声である。
急に大きな声を出す
人が動物なのだなと思い出す。
かく言う私も獣だが
ああ自然と繋がりたい。
アスファルトの地面
便利な場所だ。
とりあえず植物でも育てるか

あなたへの贈り物
誕生日プレゼントに贈った
バックの中身を知っていますか？
手紙を入れたのです。
当時はあまり気持ちに余裕がなく
旅行前日の夜に
深夜テンションで書き上げた記憶があります。
もう内容は覚えていませんが
きっと自分のことばかりを
書き連ねた文章だったことでしょう
恥ずかしいです。
その程度の人間なのでしょう。
私は肩書きに追いつけないまま
大人になっていきます。
第一印象が大事だと聞きますが
まだチャンスはあるでしょうか？
またまた自分勝手ですね。
どうかお幸せに。

羅針盤

さぁ進め！
激しい波
大海原
これだけを頼りに
ひたすら進む

明日に向かって歩く、でも

届かないのではないかと
守れないのではないかと
いつかの誰かの記憶を
都合よく解釈しているだけなのではないかと
不安になる

ただひとりの君へ

超える