キンモクセイか。あまり好きじゃないな。
香りがくさい、と思ってしまう。
でも目にすると、秋だな~と思う。
あれ、でもここ数年見ていない気がするな。
「キンモクセイ」
行かないでと、願ったのに
願うんじゃダメなんだな。
言わないと伝わらないんだな。
「行かないでと、願ったのに」
11月に入った。本格的な冬はまだ先だと思うが、朝起きたときの部屋の温度は、初秋とは違ってきたかな、と思う。
これがだんだん寒くなってきて、布団から出るのが嫌になって、出たら出たで「寒ッ!」てなって…ああ嫌だ、想像したくない。
雪が降ったら尚更だ。部屋の冷たさが半端ない。着替えるのが本当に大変。縮こまりながら、パジャマを脱ぐ日々がやってくる。毎年のことながら、嫌だなぁと思いながら、今日もまだ普通に起きられる朝を噛み締める。
「凍える朝」
tiny →とても小さい、という意味らしい。
とても小さな愛、か。生まれたばかりの恋心なんて、そう言うかもしれないな(恋、って言ってるけど)。
自分の中に芽生えたほのかな想い。壊れないように両手でそっと包み込む愛。
「tiny love 」
「人は何のために生きているのだろうか」
永遠に答えが出ない問いだと思う。
昔読んだ本の中で、身体が徐々に運動神経を失っていく難病を背負った少女が、母親に「私は何のために生きているのだろうか」とノートに書いた。
当時私は中学生だった。考えてみたが、答えは見つからなかった。
そして大人になった今、答えはやはり見つかっていない。
心を病んで廃人のようになっていた時期、私は何のために生きていたのか、と今考えてみる。私を心配していた両親にこれ以上辛い思いをさせないために、なのか、と思ってみる。いや、それも違う気がする。やはりいつになっても答えは見つからない。答えを探す気も無い。
「終わらない問い」