星羽 兼守

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6/1/2024, 10:54:58 AM

「無垢」

 あぁ何かを言い訳にする時に『無垢』と言う、単語を言い訳にしないでおくれ。
それは『無垢』本来の意味を、汚すような気がするから。

5/30/2024, 2:03:53 PM

「終わりなき旅」

 生まれた時から旅をしている。
旅をしていると自覚したのは数々の別れと、
ふと立ち止まって振り返った瞬間の間。
 旅が終わる、人生が終わる時、私は何を考えているのだろうか。
今は考えても無駄、途中経過を楽しみたい。

5/28/2024, 2:10:27 PM

「半袖」

 仕事着は半袖なので、季節は変わったのかと、首を傾げる。
 天気の良い週末にタンスの中を入れ替えて、服の生地が薄くなり、長袖から半袖に袖を通す。
そして肌が汗ばみだすと、「 夏」が近づいてきたんだと、やっと感じ始める仕事後の夜。

5/27/2024, 2:45:33 PM

「天国と地獄」

 「地獄」と思った事は、思い出すと涙と後悔、悔しさが止まらない。
「天国」は打ち上げ花火のように、あっという間に思い浮かんでは終わってしまう。




「天国と地獄」

 ささやかな出来事で「天国だ。」とか、
「地獄だぁ。」とか、言い過ぎている気がしないでもない。
 こんな事を感じて文字にしている今を、当たり前を、平和で「天国」だと気づいている人間は、どの位いるのだろうか。




「天国と地獄」

 個人的に、地獄だ天国だと感じても、この世全てを通しては、私の気持ちなど、ほんのささやかなのだ。

5/26/2024, 3:55:18 PM

「月に願いを」

 願いは2つの種類があると思う。
生きているうちに叶えられる願いと、もう叶えられない願い。
 月に願いを言う時は、どちらの願いを言えばいいのだろうか。




「月に願いを」

 月のような友がいた。
向こうはどう思っていたか分からないし、時間が 記憶を美化しているかもしれない。
けれど、私にとっては月だった。
 いつか正面で向き合って会えた時、 笑って「元気だった?」って言いたい。
そう思いながら、いつも月を見る。



「月に願いを」

 月を済まない。
私は「星に願いを」タイプだった。





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