「半袖」
仕事着は半袖なので、季節は変わったのかと、首を傾げる。
天気の良い週末にタンスの中を入れ替えて、服の生地が薄くなり、長袖から半袖に袖を通す。
そして肌が汗ばみだすと、「 夏」が近づいてきたんだと、やっと感じ始める仕事後の夜。
「天国と地獄」
「地獄」と思った事は、思い出すと涙と後悔、悔しさが止まらない。
「天国」は打ち上げ花火のように、あっという間に思い浮かんでは終わってしまう。
「天国と地獄」
ささやかな出来事で「天国だ。」とか、
「地獄だぁ。」とか、言い過ぎている気がしないでもない。
こんな事を感じて文字にしている今を、当たり前を、平和で「天国」だと気づいている人間は、どの位いるのだろうか。
「天国と地獄」
個人的に、地獄だ天国だと感じても、この世全てを通しては、私の気持ちなど、ほんのささやかなのだ。
「月に願いを」
願いは2つの種類があると思う。
生きているうちに叶えられる願いと、もう叶えられない願い。
月に願いを言う時は、どちらの願いを言えばいいのだろうか。
「月に願いを」
月のような友がいた。
向こうはどう思っていたか分からないし、時間が 記憶を美化しているかもしれない。
けれど、私にとっては月だった。
いつか正面で向き合って会えた時、 笑って「元気だった?」って言いたい。
そう思いながら、いつも月を見る。
「月に願いを」
月を済まない。
私は「星に願いを」タイプだった。
「降りやまない雨」
昔、よく外を見て、雨を見ていた。
窓を叩く、雨の音がとても好きだった。
最近はその音を聞く余裕がなく、昼寝をしてしまうのが多い。
未だ降り続く雨を見て、関東地方だけでも止んで、地方は降って欲しい。お百姓さんが助かる。
水不足があると困るから、ダムのある所だけ降って欲しいと、図々しく思う時もある。
今はもっと図々しい。通勤時間だけ止んでくれ。布団を干す明日も止んで欲しい。
降り続く雨に思う、この頃の私だ。
初めてこのアプリで文章を書く。
今日のお題はあの頃の私へ。
あの頃とはいつだろう。 長いようで短いようで、あの頃はいつだろう。
いつを思い出して書けばいいんだろう。
失いたい、失いたくないものもあったけど、1つだけ言えることは、今は幸せだと言いたい。