12/5/2024, 2:10:51 PM
鮮やかな光が空を彩る
大音響が空気を揺らす
ふうわり香る焼けた匂い
やわく暖かい風に
名を呼び唄う声
君の好きな素敵なもの
たくさんたくさん集めたから
だからきっともう一度
君は目を開けてくれるよね
‹眠れないほど›
12/4/2024, 11:09:49 AM
「蝶々なのか人なのかって話」
「あれでね、ちょっと思ったの」
「私とこんなに気の合う君こそが」
「私の現実で」
「今の私がただの夢だったらって」
「ね、」
「夢ってさ、びっくりしたら覚めるよね?」
‹夢と現実›
12/4/2024, 11:03:19 AM
「病は気から、言霊信仰」
「言葉と気持ちってとっても大事」
「だから、これはとっておきのおまじない」
「君に贈る重ったい呪い」
「潰れずに解かずに持っていて」
「『 』」
‹さよならは言わないで›
12/3/2024, 9:31:57 AM
昼と夜
悪と正義と白と黒
曖昧グレーを
君だけが嫌う
‹光と闇の狭間で›
12/2/2024, 12:58:07 PM
画面の向こうは触れられない
鏡の向こうは触れられない
物語の向こうへ触れられない
硝子の向こうへ触れられない
だから伸ばされた君の手も
当然のように空を切る
‹距離›
失くしたものは戻らないし
壊れたものは直らないし
死んだものは帰らないから
だからいい加減そろそろさ
ちょっとくらい忘れなよ
怒ったりしないからさ
……嘘だけど
‹泣かないで›