10/11/2024, 4:55:52 AM
・涙の理由
先輩が卒業した。
あの人と出会ってもう2年経ったのか、と卒業式を終えたあとの眠い頭で考える。
明日も今まで通り部室で同じように笑って話すような気がしてしまうのにもう二度とそんな日は訪れない。
いつものように部活に顔を出すと、片付けられた部室が視界に入る。
その瞬間、先輩がいなくなった事への寂しさがじわじわと込み上げてくる。
先輩が残してくれた道具だけが俺のすすり泣く声に寄り添ってくれていた。
10/9/2024, 12:13:44 PM
・ココロオドル
好きな人から届いた「電話したい」の一言。
10/8/2024, 11:54:57 AM
・束の間の休息
すれ違う散歩中の犬。
じゃれ合う雀。
優雅に歩く野良猫。
ご飯を食べてるカラス。
茂みから覗いてるトカゲ。
一瞬の、それでいてしばらく記憶に残る出会いが私の憂鬱な通勤時間を癒してくれるのです。
10/7/2024, 12:16:27 PM
・力を込めて
目覚ましが鳴り響く。
起きなきゃ、起きなきゃ、と思いつつ布団に潜り込んでしまう。
スヌーズが10回鳴ったところでようやく上半身を起き上がらせる。
普通の人はこんな風に時間をかけて起きないのだろう……そう思うと、息が苦しくなりそうだ。
私はもう一度布団に戻りたい気持ちを抑えて、ゆっくりと布団から立ち上がる事にした。
10/6/2024, 9:06:31 PM
・過ぎた日を想う
もう関わってない人やグループとの思い出を振り返るのも1つの愛と言うならば、やっぱり私だけが一方的に相手を愛していた関係性だったのかもしれないね。
だってみんな私が居なくても平気そうだし。もう忘れていそうだもの。
ならこれからも、きっと私だけが向こうを愛していくのでしょう。
こんな悲しい片想いはしたくなかったな。