・通り雨
やまない雨はない。確かにそうかもね。
でも見て。
ほんの一瞬でも降られたら、上から下までびちょ濡れだよ。
雨は一瞬でやんだとしても濡れた服や荷物はすぐに乾かないんだよ。
急いでタオルやドライヤーとか使わないといけなくなるし、時期によってはすぐお風呂にも入らなきゃだよね。
もしかしたら人によっては風邪を引いちゃうかもしれないよね。
雨がやんでそれで終わり、じゃないんだよ。
晴れたらそれで万事解決になるわけじゃないんだよ。
どうしてそんなことも分からないのに「やまない雨はない」が慰めになると思ってるの?
・秋🍁
呟き。
私が姉になった季節、らしい。
というのも物心ついた時から既に姉をやっていたから「姉になった」という言葉にはピンときていない。むしろ一人っ子だった時期があったことの方が信じられないくらいだ。
当たり前のように毎年きょうだいの誕生日を祝っているが、考えたら「お姉ちゃんになった記念日」として私も祝われてもいい気がしてきたな。
そうでもしないと割に合わん。
・窓から見える景色
思い出話。
大昔に住んでいた家は窓から富士山が見えていた。
晴れの日はいつもよりかなり大きく見えていたのはよく覚えてる。
物心ついた時から富士山が見える環境に居たせいで、今の実家に引っ越した際に見えないのが当たり前だと教わった時はかなりショックだった。
最初は半信半疑だったが修学旅行の新幹線でみんなが富士山を珍しがってるのを見て本当に珍しいものなんだと改めて学んだ。
今では私も富士山を珍しがる側になったし、富士山が見えるような田舎には住みたくないと思うようになってしまった。
大人になるってこういうことの積み重ねなのかもしれない。
・形の無いもの
感情は目に見えない。でも1番大事にしなければいけないから、紙と文字が作られて目に見えるようにしたのかな。
でもそれを使った嘘も生まれてしまったから、やはり感情は一生目に見えないものなんだろうな。
・ジャングルジム
呟き。
頭はぶつけるし上から落ちるし何でアレが遊具にあったんだ。
配色と整った形以外でいい事無いぞ。
秘密基地っぽくて好きだったけど喧嘩の種になるしでもう最悪だぞ。
アレは大人になって初めてちゃんと遊べる気がする。