・喪失感
ガチャ大爆死。
カビちゃった食パン。
溶けたラスイチのピノ。
期限切れのクーポン。
河に集まった中3個。
「昔は好きだったよ」報告。
全部嫌い。
・世界に一つだけ
人には人の価値観があるはずなのに、気づいたら世間にはそれぞれに名前を着けるような言葉がありふれていた。
私の価値観は私のもの。
そのはずなのに、歌詞、書籍、呟き……どれだけ私の言葉で説明しても他人の言葉と価値観が入り交じるような気がしてしまう。
こうして考えてるこの思考さえ何かしらの言葉を付けられているかもしれない。
もしかしたら私の人生そのものさえも。
この世に私は私しかいないのに、今はその自信さえ無いかもしれない。
・胸の鼓動
初めてだったの。
目が離せなくて、もっと仲良くしたいと思って、たくさん触れ合いたいと思った人は。
初めて知ったの。
これら全てが貴方と出来ないことがこんなに苦しいなんて。
嫌だったの。
私一人だけがあなたの事を考えてずっと悩んでいた事が。
お願い。
もし私の気持ちに気づいたら返事して。
1人だけで抱えていくのはとてもじゃないけど辛くてたまらない。
お願い。私を助けて。
・踊るように
全く手が進まん。
紙の上をダンスフロアに見立ててペンを踊らせろ?冗談キツいぜ。
どんだけアガる曲を流してもペンは一切ノってくれないし、それどころか代わりに自分が踊ってたわ。
一体誰がこんなこと言ったんだよ。情報に踊らされただけじゃねーか。
って、ここで上手いこと言っても意味ないの。紙に上手いこと書いて欲しいのよ。
わかる?わかんないか。わかってたらもっとスムーズに書けてるわな。
あーあ。1度でいいから勝手に手が動いて執筆してくれないかなぁ。
・時を告げる
呟き。
朝はスマホのアラームを使って起きるけど、その度に「仕事かぁ……」って考えながら起きている。
予定がある日も「病院行かなきゃ」とか「今日は買い物行く日だー」なんてその日を予定を思い出しながら目が覚める。
時計って今現在の時刻を見るためにあるのに意識してるのは時間じゃなくて予定なのって、少し変な感じだよなぁ。