手を伸ばした先には誰もいないのに。

頬を撫でる優しい風に貴方の温もりを感じてしまう。

｢届け｣と願うことすら自己満になるなんて。

*届かないのに*

もしも君がもっと素直だったら。
もしも君がもっとお茶目だったら。
もしも君がもっと可愛かったなら。

自分の理想とは違くても
やっぱり僕は、今の君が良い。

*もしも君が*

他の誰でもない

君だけが歌えるメロディ。

*君だけのメロディ*

挫けて、転んで、落ち込んで、

俯くことしかできなかったとき

ふと水たまりに目をやると、

きらきら輝く空が映っていた。

何度下を向いてもいい。何度諦めそうになってもいい。

そんな状況でこそ気づけるものもあるのだろうから。

*水たまりに映る空*

恋愛感情がわからない。

恋か、愛か、それとも憧れなのか。

私の理想を押し付けて縛り付けてしまうかもしれない。

少し理想から逸れたら、
｢そんな人だと思わなかった｣
｢萎える笑｣

なんて平気で人を傷つける人を大量に見てきた。

自分がそうなってしまったら、

そう思うと怖くなって動けなくなるの。

*恋か、愛か、それとも*