悪魔の囁きが聞こえる

――忙しいよね。ちょっとくらい休んだら？

――美味しそうだね。一口だけ食べてみたら？

――眠いよね。５分だけ寝たら？

耳のすぐそぱ、頭の方から私に話しかけてくる。

耳を塞いでも塞いでもその声は頭の中から誘惑してくる。

そのどれもが魅惑的で｢うん｣と答えたくなるものばかりだ。


嗚呼、そうか。この声は悪魔でもなんでもない。
私の欲望そのものだ。

*ささやき*
あまりよくない

ひとつの本を読み終えた。昨年度の私が綴ってきた物語。

定期テスト、資格、バイト。
たくさんの出来事が私の人生に色を乗せた。

始まるのは新しい物語。
今年度はどんな出来事が日々を充実させていくのかな。

*物語の始まり*

きっともう覚えてないだろうけど

ありふれた日々で、でも大切な日々に交わした

｢ずーっといっしょ｣の約束。

離れていても、たった1秒思い出すだけで

昔みたいになれる気がするんだ。

*遠い約束*

3月にしては寒すぎたような、暑すぎたような。


日が照り付ける午後2時半

ふと顔を上げると、桜が見え始めていた。

蕾が多い中、ぽつんと咲く花は淋しくて綺麗だった。

春爛漫にはあと少し。

*春爛漫*

なんで虹って七色なんだろう？

私にはどうやったって赤・黄・緑にしか見えない。

七色も見えるなんて、すごい視力。



そう思っていたけど...

七色なのは人によって見え方が違うからかな？

ラッキーセブン。虹を見れるとラッキーだからかな？

くだらないことが面白い今日この頃。

*七色*