君の背中を追うだけでいいから

今までは楽だった。

ここから先は、

方角も距離も目的地もわからないまま

1人で歩いていかないと行けないんだね。

心細いけど、どこかでまた君に会うために

歩き続けるよ。

*君の背中*

これまでの思い出に囚われ続けてる私と

新しい日常へと踏み出す元クラスメイトさん。

その背中が遠くて

誰も立ち止まってくれないことが

悲しくて。

*遠く....*

私の努力なんて

誰も知っているはずがないけれど

貴方にだけは知っていて欲しいの。

*誰も知らない秘密*

いつもより早く起きた朝。

はっきりしない視界で布団を直して

水の冷たさに驚きながら顔を洗って

かじかむ手でコーヒーを淹れて

ふと外に目をやると、いつもと空の色が違くて。

そんな少しの差だけど、優越感に浸る朝。

*静かな夜明け*

どんなに仲の良い友達でも

本当に心と心で通じ合えたかなんて誰にもわからない。

けど、澄み渡る夜空を見ると

誰かと繋がっている気になれるんだ。

*heart to heart*