あの時後悔したこと。
今でもずっと後悔してる。
勢いで言ったこと、あの人の前であんなこと言ったこと……
他にももっとある。
けど、嬉しかったことも、楽しかったことも、それと同じくらいある。
どっちもも、過ぎた日々。
どっちも、同じ時間。
同じ時間を過ごすなら、楽しんだ方がいい、そんなのは無理に決まってる。それは、楽しい方が圧倒的に良いけど、そんなのは、絶対にない。
苦しい時も、落ち込んだ時も、悲しい時とも、怒った時も、マイナスなことも沢山あったけど、プラスなこともその分あった。
これからもそう、過去を振り返るのもいい。
前だけを見続けるなんて、難しすぎるから。
あなたが大切。お金よりもずっと。
月は、そこだけじゃなくて、周りも照らしてくれる。
雪が降れば反射して明るいし、月が出れば、星も輝いてくれる。海を照らせば、風でなびく水面も見える。
私の事も、全て照らしてくれる。
ダメなところも、いい所も、だから、あなたの、大切な人のいい所もダメなとこも見ることが出来る。
完璧な人なんて、1人も居ない。
ダメなんかじゃなくて、それもあなたのいい所なのかも知れない。私には出来ないことも、あなたは出来て、その分、あなたのできない所を私が補えばいい。
一人で生きていかないで、みんなで生きていけたら、もっといい。
たまにはゆっくりしてもいいんじゃない?
無理しなくていいし、寝てもいいし、休んでもいいし、好きなお菓子を食べてもいいし、本を机に山積みにして、一日中本を読んでいてもいい、音楽を聴いてもいいし、ピアノを弾き続けてもいい。
嫌いなことを好きになる必要なんてないし、好きなことを嫌いになる必要も無い。嫌いとか好きとか、決めなくてもいい。その時の気分で進めばいい。
立ち止まるのも良い。
振り返るのもいい。
リアルばかりが全てじゃない。
自分を変えたいなら、変えてみればいい。
周りに合わせる必要なんてない。
見たいとこだけ見てればいい。
裏側や事なんて、そんなもの見たくないもんね。
輝いているところだけを見ればいい。
辛かったら辛いでいい、嬉しいならそれでいい、悲しいなら泣けばいいし、楽しいなら笑えばいい。
苦しいならやめればいい。
無理に進まなくてもいい。
周りを傷つけずに歩むなんて無理だから。
全力で走れば誰かの足を踏んでしまうし、誰かとぶつかってしまう。それは、全力でやってるからだよ。
ちょっとくらい大丈夫。
好きなことをしてみたら、周りのことも、人も好きになれるから。
苦しくて、不安で、悲しくて、何故か分からないけど焦ってて、ものすごくそこに居ずらいけれど、いつかこの絶望から抜け出せるだろうという、たった一つの希望の光が黒い雲から細い月の光のように差し込んできた。
その希望の光は、大切な友達なんだと気づいた。